ファミリーマートは9月30日に"月見背徳メシ"全10種類を全国の店舗約16,300店にて発売する。担当者は「ファミリーマートでは満を持して、初めて月見キャンペーンに参入します。
食欲の秋に、ワクワクしてもらえる企画を用意しました」と紹介する。開催期間は9月30日から10月13日まで。

○ファミマらしさを追求した「月見」

「月見背徳メシ」は、秋の風物詩である月見をテーマにした期間限定のオリジナル商品。これまで月見商戦には参加してこなかったファミリーマートだが、「後発のメリットを活かして、ファミマらしさを追求しました」(関係者)との言葉通り、個性的なラインナップを揃えた。

"普通の月見じゃモノ足りない。"をテーマに掲げ、おむすび、弁当、丼、バーガー、パスタ、グラタンなどを用意。それぞれ月見を象徴する卵(または卵黄風ソース)と食欲をかき立てる5種類の"背徳食材"(背脂、にんにく、から揚げ、マヨソース、チーズ)を使用した。

「大きなおむすび 月見おむすびマヨたま」(328円)は、1/2カットした煮たまごに、こってりやみつきになる味わいの背脂が入ったガーリックマヨを組み合わせた。鶏ガラの旨味とペッパーが効いた醤油ご飯で包んでいる。キャッチコピーは、米と背脂のハーモニー。

「ニンニク背脂が決め手のから揚げ&豚焼肉月見丼」(668円)は、から揚げ、そぼろなど色々な具材が入った背徳感満載の丼ぶり。から揚げはニンニクで下味を付け、さらに「ニンニクだれ」と「背脂」をトッピングしている。
そぼろには一味マヨソースをかけることで、最後まで食べ飽きない仕立てにした。キャッチコピーは、ニンニク×背脂×肉=うまい。

「月見天津飯(背脂入り炒飯)」(698円)は、背脂を加えることでこってり感を出した炒飯に、ふっくらと焼き上げた玉子を乗せ、その上に豚肉、ニラなどを使用したガラスープ仕立てのそぼろ餡をトッピング。天津飯で丸い月を表現している。キャッチコピーは、食欲をかき乱す絶景。

「大盛太麺! 月見唐揚げ にんにくマヨパスタ」(646円)は、醤油ベースに豚骨や鶏ガラの旨みを合わせた大盛パスタに、にんにくとマヨのアクセントを加えた仕立てで、最後まで食べ飽きさせない。麺は食べ応えのある太麺を使用。卵黄風ソースや唐揚げ、にんにくチップ、みじん切りにんにく、青ねぎをトッピングした。キャッチコピーは、欲望のままにススれ!

「麺屋こころ監修 背脂ニンニクマシマシ! 月見台湾風まぜそば」(698円)は、人気の台湾風まぜそばを期間限定の「背脂ニンニクマシマシ」の仕立てで展開。食べごたえのある太麺とピリ辛の肉そぼろやニラ・もやしなどの具材に特製の旨辛だれが絡み、ガツンと濃厚な味わいがクセになる。キャッチコピーは、ウマさと罪悪感のマリアージュ。

「チーズに溺れろ! 月見チーズバーガー」(430円)は、月見の時期には外せない月見バーガーをトリプルチーズの背徳仕様にレベルアップしたもの。
コクと旨みのある濃厚なチェダーチーズを3枚トッピングした、まさにチーズに溺れるような仕立て。キャッチコピーは、月夜にチーズに溺れなさい。

「月見ガーリックベーコンポテサラ」(320円)は、にんにく背脂入りのコクのあるガーリックポテトサラダに黒胡椒をきかせたガーリックマヨソースをかけ、ベーコン・ゆでたまごを乗せた背徳のポテトサラダ。仕上げのフライドガーリックで背徳感をさらにアップさせた。キャッチコピーは、このガッツリ感、もはや主役。

「月見カルボナーラ風グラタン」(578円)は、チーズに沼るカルボナーラ風グラタン。ミルクににんにくなどを加えたクリーミーでやみつき感のあるホワイトソースと、濃厚なチーズソースを合わせた仕立て。ミックスチーズ、パルメザンなどをトッピングし、卵黄風ソースで丸い月を表現している。キャッチコピーは、チーズに沼る!

「背脂ニンニク月見まん」(210円)は、とろとろの卵黄風ソース入りの、背脂ニンニクがガツンと効いた肉まん。こってり濃厚醤油ベースで背徳感たっぷりの味わいにした。刻みニンニクと豚肉・背脂の食感も楽しめる。キャッチコピーは、開けてびっくり! こってり! がっつり!

「スタミナラーメンすず鬼監修 背徳ニンニク醤油 今だけタマゴ入り」(288円)は、ニンニクと醤油が利いたパンチのあるスープに、ワシワシ麺(ノンフライ麺)をあわせたスタミナラーメン。
背徳月見企画に併せて、期間限定でタマゴ入りで展開する。キャッチコピーは、東京三鷹の有名店! すず鬼監修!

今回のキャンペーンは、どのような背景から生まれたのだろうか。マーケティング本部の橋本剛氏は「お月見とは、そもそも十五夜に秋の収穫を祝って中秋の名月を鑑賞する行事のことです。そして今年の十五夜を調べてみたところ10月6日でした。暑さから開放され、食を楽しめる時期にあたります。ちょうどファミリーマートでは、昨年9月に食欲をかき立てる「背徳のコンビニ飯」キャンペーンを実施して好評でした。そこで、お月見と背徳飯が結びつきました」と説明。そのうえで「色いろな人にお楽しみいただける、コンビニならではの幅広い商品展開でお届けします。ぜひ、たくさんの方に食欲を開放してもらえたら」と呼びかける。

また商品本部の笠原真輔氏は「どの商品も、美味しさ+やみつき感+背徳感をコンセプトに開発したファミマの自信作、イチオシ商品になっています。この機会に是非、全商品をコンプリートいただけたら幸いです」とし、キャンペーン商品の食べ合わせもアピールした。

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。
出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら
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