明治安田生命保険相互会社は、0歳から6歳までの子どもがいる既婚男女に1,100人に「子育てに関するアンケート調査」を実施。調査は2025年9月4日~9月8日、インターネットにて行われた。


男性の育休取得率は42.1%と、前年から8.7pt上昇し、大きな進展をみせている。また、取得日数も平均55日と前年(42日)から13日伸び、取得率・日数とも、過去最高を更新する結果となった。

育休を取得した人に理由を聞くと、「育児は妻だけでなく自分が参加すべきと思った」(36.7%)が最も多く、次いで、「子どもが小さいうちに育休をとりたかった」(35.4%)と、夫の育児への前向きな参加意識がみてとれる。

他にも、取得理由として「職場の理解が進んでいる(25.4%)」(前年差+18.5%)、「職場の雰囲気がよく、周囲に気を遣う必要がなかった(23.3%)」(前年差+12.1%)など、職場や周囲の理解による取得のしやすさを理由とした人が、昨年から増加しており、職場の理解が進んだことや環境が整ってきたことがわかる。

また、育休を取得した男性の約9割が、「育休取得後も積極的に育児に参加したい」(90.5%)と回答しており、育休で子育てに関わることにより、その後の育児についても積極的な気持ちが芽生えていることがわかる結果となった。
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