テックビズは、全国の正社員900名を対象に「キャリアの自律性に関する実態調査」を実施。調査期間は9月12日~16日で、インターネットにて行われた。
まず「正社員としての働き方以外で、してみたいと思ったことがある働き方をお選びください。(いくつでも)」という質問をしたところ、半数以上(55.4%)が本業の正社員以外の働き方に関心を示し、1位は副業・兼業(38.3%)、2位はフリーランス(14.8%)、3位は起業(10.9%)となった。また、52.6%の人がフリーランスになることを「キャリアアップ」と認識していることが明らかに。
続いて「あなた自身のキャリアに対する考え方について最も近いものをお聞かせください。」と質問したところ、64.4%が「自分で積極的に構築していきたい」「どちらかといえば自分で構築していきたい」と回答。一方で、「キャリアアップのために、過去1年間で行った取り組みはありますか。(いくつでも)」に対して、64.7%が「特に何もしていない」と回答した。
また、年代別にみると、20代はキャリア構築意欲が「自分で積極的に構築していきたい」「どちらかといえば自分で構築していきたい」が合計64.5%で高水準。30代は副業・兼業関心が49.4%で全年代最高値となっており、転職サイト登録19.4%も全年代最高など、実際の行動でも他年代を上回る積極性を発揮しているという。