ファミリーマートは10月1日、AI味覚センサーを用いた「ファミチキ×お酒」のペアリング調査の結果を発表した。調査は2025年9月9日~9月18日、「ファミチキ」「ファミチキ レッド」と、同社のプライベートブランド「ファミマル」のお酒8種を対象に行われた。


同社は9月16日から、「ファミチキ あげあげ祭」を全国のファミリーマート約16,300店で実施している。同キャンペーンに合わせ、食や飲料の相性を科学的に分析できるAI味覚センサーを用いたファミチキ×お酒のペアリング調査を実施した。調査では、5つの基本味「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「旨味」に分解して数値化し、ファミチキ、ファミチキ レッドとファミマルのお酒8種の相性を調査した。

その結果、ファミチキとの相性が最も良いお酒は「スーパーチューハイ グレープフルーツ 」であり、ファミチキの旨味・塩味とチューハイグレープフルーツの酸味・苦味が味の相乗効果でさらにおいしくなることが判明した。一方、ファミチキ レッドとの相性が最も良いお酒は「カベルネ・ソーヴィニヨン」であり、ファミチキ レッドの塩味・旨味とカベルネ・ソーヴィニヨンの苦味・酸味が相乗効果を発揮することが判明した。

また、それぞれの相性度を点数で表した結果、90点以上で美味しい、95点以上で非常に美味しいという基準に対して、ファミチキとチューハイグレープフルーツの相性は97.6点、ファミチキ レッドとカベルネ・ソーヴィニヨンの相性は96.0点とどちらも高得点になった。

ファミチキおよびファミチキ レッドは塩味・旨味が強いため、苦味や酸味が際立つアルコール飲料との相性が非常に良く、今回調査した8商品のすべてで相性度90点以上を記録した。

さらに、両者は甘味の強さに差があることから、ファミチキには辛口の日本酒やワインを合わせることで王道のまろやかな味わいを引き立たせることができ、ファミチキレッドには甘口の日本酒やワインを合わせることでスパイシーな味わいをより際立たせることができると推測される。
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