日本製鉄は10月1日、同社開発のGXスチール「NSCarbolex Neutral(エヌエスカーボレックス ニュートラル)」が、もち吉と日本相撲協会とのコラボ商品「決まり手煎餅」の缶に採用されたことを発表した。本商品は、10月7日より販売される。


2025年1月、日本相撲協会と「サステナビリティ契約」を締結した米菓メーカーの「もち吉」は、このほど、日本の伝統である「相撲×米菓」を日本全国から世界へ、そして次世代へ繋いでいくためのアイコン商品として「決まり手煎餅」を販売することに。また、日本製鉄が掲げる「カーボンニュートラルビジョン2050」に共感し、同商品に使用する缶に、日本製鉄が手掛ける「NSCarbolex Neutral」を採用することを決定した。

「決まり手煎餅」缶のデザインは、日本を代表するデザイナー「原 研哉」氏が監修を手掛けており、「力」の字が浮き出たエンボス柄が特徴的。まさに、相撲の力強さをデザインで表しており、日本文化を世界に発信するに相応しいデザイン缶と言える。また、個包装には相撲の決まり手「八十二手」のイラストが描かれているほか、商品には「決まり手帳」も同梱されているという。

発売日は10月7日。国技館および「もち吉」本店3店舗(銀座、博多、直方)、もち吉ネット本店にて販売され、その後、大松東京店祭事店舗、もち吉直営店舗、大相撲11月場所(福岡)にて順次販売される。

なお、食べ終えた後は、収納ボックスとして長くリユースすることができるほか、使用後は、磁石につく特徴を活かして容易に集められ、リサイクルされることにより、スチール缶をはじめ自動車、家電製品、土木・建築資材などの鉄製品に、何度でも何にでも生まれ変わることが出来る。スチール缶のリサイクル率は高く、93.5%(2023年度実績 スチール缶リサイクル協会公表値 クローズドループリサイクル率)となっている。
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