ナビタイムジャパンは10月2日、ウォーキングアプリ「ALKOO by NAVITIME」において、ペットとの散歩機能「ALKOO withわんこ」を全ユーザー向けに開放した。これまでは保険契約者限定のサービスだったが、今後はアプリユーザーなら誰でも利用できるようになる。
同機能は2024年10月から、あいおいニッセイ同和損害保険が販売するペット保険「ワンにゃんdeきゅん」契約者向けの付帯サービスとして提供されてきた。今回の全面開放に合わせ、新たに体調管理機能や目的地までの散歩ルート検索機能なども追加された。
新機能では、ペットの犬種や年齢、天候に応じた目的地までの散歩ルート検索が可能になった。また、日々の散歩記録とともに、ペットの様子や食欲、体重などを記録できる体調管理機能も搭載。最大10頭までのペット登録や、家族間での記録共有にも対応する。
これまでは利用者が決めた距離のルートを提示するのみだったが、目的地までのルート検索を可能にすることで、飼い主と愛犬の双方の健康増進をサポートする。日本動物高度医療センターが提供する犬猫用活動量計「PLUS CYCLE」と連動すれば、散歩時の活動量測定や24時間の活動量に基づいた健康管理も行える。
同社は今後、利用データを分析し、犬種や年齢ごとに最適な散歩量の提示や、自動ルート提案機能の拡充を目指すとしている。
なお、目的地までの散歩ルート検索や家族間での記録共有、複数ペット登録などの一部機能はプレミアムコース会員(月額400円~)向けとなる。ただし「ワンにゃんdeきゅん」契約者は証券番号を連携することで、無料ユーザーでもこれらの有料機能を利用できる。