住宅ローン比較サイト『モゲチェック』を運営する株式会社MFSが、今後の金利情報についてお伝えします。解説は、取締役CMO:塩澤崇です。
■10月の住宅ローン金利の動き
2025年10月の住宅ローン金利情報をお伝えします。注目ポイントは10月開始の低金利住宅ローンと日銀の年内利上げ見通しです。
【10月開始の低金利住宅ローン】
各銀行は日銀の利上げとともに住宅ローン金利を引き上げてきましたが、一部銀行はキャンペーンを実施することで、ユーザーに魅力的な金利を提供しています。
例えば、10月はPayPay銀行が変動金利で年0.500%~の金利キャンペーンを開始し、SBI新生銀行はSBI証券口座との連携で変動金利年0.590%のプログラムを開始しています。ぜひ比較してみてください。
さらにモゲチェックでは、10月から住宅ローン診断ユーザー限定で変動金利年0.480%の特別金利をご紹介しています。こちらの利用もぜひご検討ください。
※提案結果内容にモゲチェック特別金利が利用できる銀行が含まれていた場合のみのご案内となります。各銀行の審査の結果、モゲチェック特別金利を利用できない場合もあります。
【日銀の年内利上げ見通し】
日銀は9月18日、19日の金融政策決定会合にて政策金利の利上げを見送りました。今回は見送ったものの足元の経済環境からいよいよ年内利上げの確度が高まってきており、早ければ10月に実施されるものと予想されます。
なお、日銀が2025年10月~2026年2月の間に利上げを実施した場合、2026年4月に各銀行が変動金利の基準金利を0.25%引き上げることが予想されます。
多くの銀行は、毎年4月と10月に住宅ローンの基準金利を見直すこととしているため、日銀が利上げを実施したとしても即座に金利を引き上げる銀行は少ないでしょう。ただし、一部の銀行の規約では即座に金利を引き上げることも可能なため注意が必要です。
最後に、金利タイプの選択についてです。モゲチェックでは今後も追加利上げが行われ変動金利が緩やかに上昇する可能性はあるものの、借りすぎには注意するという前提のもと、相対的に低金利となっている変動金利を利用する方が有利であると考えています。
一方で金利の予測は難しく想定外なこともありえるため、今後の金利上昇が心配な方は、固定金利を選択し安心することも正しい判断と言えます。
最新の住宅ローン金利ランキングと10月の動向
10月の変動金利は一部銀行で低下となっています。
先月に続き日本国債10年利回りが上昇したことを受け、多くの銀行で固定金利が上昇しフラット35も上昇する結果となりました。
主要金融機関の適用金利の先月との比較は下記表の通りです。
■10月のタイプ別金利動向
主要なネット銀行、メガバンク、地方銀行の変動金利、メガバンクの10年固定金利、フラット35の金利をそれぞれ平均したモゲチェックの独自指標である「住宅ローン金利インデックス」の動きは下図の通りです。
変動金利ではネット銀行の金利水準がメガバンクを上回る逆転現象が起きていましたが、みずほ銀行の金利が上がったことで同水準で並びました。
なお、みずほ銀行の金利引き上げは今年1月の日銀利上げを9カ月遅れで反映したものであり、他行は4月に反映済です。金利引き上げの動きは不安に感じるかもしれませんが、他行に波及するものではないとご理解いただくのがいいでしょう。
固定金利は、堅調な賃金および物価の上昇を踏まえ、年内に追加利上げが行われる可能性があり、その見通しを踏まえ長期金利が上昇し、それに連動する形で固定金利がもう一段階上昇する可能性があります。
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