11月17日「世界早産児デー」は、2008年(平成20年)にヨーロッパのNICU家族会(EFCNI)及び提携している家族会によって制定された。現在、100カ国以上の国々で、多くの個人や団体が様々な活動やイベントに参加して、早産児やその家族を支援するための取組を行っている。
日本では、約20人に1人の子どもが、予定日より早く、37週未満で生まれている。早産の場合、健康や将来への不安など抱える悩みが多く、子どもと家族に寄り添った、よりきめ細かな支援が大切だといわれている。
そのような背景を踏まえ、東京都では早産児やその家族への支援及び周囲の理解を促進するため、11月16日に「世界早産児デー」普及啓発イベントを実施する。これに合わせ、都庁第一本庁舎を含めた4施設をシンボルカラーである紫色にライトアップする。
○■普及啓発イベントについて
(1)日時
令和7年11月16日(日曜日)11時00分から17時00分まで
(2)対象
年齢・性別を問わず、どなたでも参加可能
※参加費無料
※当日は無料で御利用可能な託児所(事前予約制)を設けている
(3)会場
カメイドクロック1階(カメクロコート) 江東区亀戸6丁目31-6
(4)イベント内容
パネル展示(当事者の声、都の取組紹介など)
体験コーナー(NICU(新生児集中治療室)の一部再現、小さな赤ちゃん人形の抱っこ体験など)
医師と早産経験者によるトークセッション
※パネル展示や体験コーナーは予約不要
(5)トークセッションの概要(事前予約制)
時間:14時00分から15時10分まで
内容:
医師による講演(早産・早産児に関する基礎知識や支援の重要性等)
医師と早産経験者によるトークセッション
「のびのび NICU入院児支援手帳」の紹介
登壇者
1)有識者
慶應義塾大学医学部小児科学教室 専任講師
日本NICU家族会機構 代表理事 有光威志先生
2)早産経験者
静まなみさん
俳優・武田真治さんと結婚後、2023年6月に第一子となる女の子を出産
歯科衛生士の資格を持ち、モデルとして幅広く活動
●予約方法
申込フォームから
申込期間:10月3日から10月29日まで
※応募者多数の場合は抽選となる
○■都庁舎等のライトアップについて
(1)ライトアップ期間
令和7年11月16日(日)から18日(火)まで
(2)ライトアップ実施施設・点灯時間
ア 都庁第一本庁舎:16日(日)から18日(火)17時から19時 ※ (プロジェクションマッピング上映の時間帯は除く)
イ 東京たま未来メッセ:16日(日)から18日(火)18時から20時
ウ 東京芸術劇場:11月16日(日) 日没から22時
エ 隅田川橋梁群:11月17日(月) 日没15分後から23時