ファーウェイ・ジャパンは10月6日、最大55dBのノイズ除去に対応し、空間オーディオ機能も搭載した完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 7i」を予約開始した。価格はオープン、店頭予想価格は12,980円前後。
ノイキャン性能進化、空間オーディオ機能も新搭載
「HUAWEI FreeBuds 7i」は1万円台の価格で買えるミッドレンジの完全ワイヤレスイヤホン。カラーはブラック、ホワイト、新色ピンクの3色。
新機能として、最大55dBのノイズキャンセリング性能がある「インテリジェント・ダイナミック ANC 4.0」を採用。イヤホン本体には片側につきマイク3基および骨伝導マイクを搭載し、2基の外側マイクと1基の内側マイクでノイズを検知し環境音を分析。逆位相の音波を再生してノイズを打ち消すほか、新開発の大型エアベントにより耳に届く前にノイズを吸収する仕組みを備える。
マイク3基と骨伝導マイクの搭載により、通話時のノイズリダクション機能も強化された。最大90dBの騒音環境でもクリアな通話が可能とする。
空間オーディオはデバイスやコンテンツ問わず利用可能
新たに空間オーディオにも対応した。6軸ヘッドモーションセンサーを搭載し、デバイスやコンテンツの種類を問わず、360度サラウンドサウンド再生およびヘッドトラッキング連動が可能になっている。アプリ「HUAWEI Audio Connect」では空間オーディオ機能のオフ/固定/ヘッドトラッキングの選択が可能。
ドライバーは11mmクアッドマグネットダイナミックドライバーを内蔵し、Bluetooth 5.4でデバイスと接続する。SBCやAACに加えLDACもサポートし、ハイレゾ認証も取得した。「HUAWEI Audio Connect」によりカスタムEQ調整も行える。
バッテリー駆動時間は単体で8時間(ノイズキャンセリングオフ時)、充電ケース併用で最大35時間。10分の急速充電で約4時間音楽再生できる急速充電機能も備える。満充電までにかかる時間はイヤホン本体が40分、充電ケースのみが約60分。充電インタフェースはUSB-Type-C。
機能面ではマルチポイント接続、IP54の防塵防水も特徴となる。イヤホン本体はタッチ操作に対応し、スワイプやダブルタップ、長押しなどで音量調節や再生停止、ノイズキャンセリングモードの切り替えといった操作が可能。
本体の重さは片耳5.4g、充電ケースは36g。本体サイズはW21×D24.6×H31.9mm、ケースサイズはW57.8×D27.8×H57.8mm。XS/S/M/Lの4種類のイヤーチップが付属する。