AAAの元メンバーでアーティスト・タレントの伊藤千晃が8日、都内で行われた「Work-Life Wellness Lab(WWL.)」主催イベントに出席し、出産を機に感じた体の変化を語った。
自身の体験をもとにフェムケア啓発活動に取り組んでいる伊藤。
「30歳で妊娠して、31歳で出産したんですけど、20代の頃、私の体は無敵だと思っていました。10代、20代と歌って踊ってモリモリ食べて、体が元気すぎるくらい体力があったんです」
そして、出産を機に体の変化を感じるようになり、そんな中でフェムテックに出会ったという。
「妊娠中から骨盤が開いてくることがわかって、変化がすごい起きているなと思ったんです。それにぞっとしながら出産後、それがなかなか治らず、一気に不安が押し寄せてきて、子育ても始まっているので自分の体のケアが全然できなくて、心も体も疲れたなというときにフェムテックという言葉を知り、調べ始めたら、自分が抱えている問題点が書かれていて、そこに少し救われて、勉強するようになりました」
フェムテックを知ってから、PMS(月経前症候群)についてもしっかりと知識を得て、「そういった症状で悩んでいたんだ」と理解。そこから「気持ちが少しずつ楽になっていった」と言い、「それまでは自分の心の弱さだと思っていたので。フェムテックを勉強し始め、自分のせいではないんじゃないかと思えるようになってから、心も体も楽になっていきました」と語っていた。