ジブラルタ生命保険は、全国の20歳~29歳の男女4,700名(男性2,350名 女性2,350名)を対象に、「20代の意識・実態調査2025」をインターネットリサーチで実施し、集計結果を公開した。

はじめに、全回答者に、生活費について不安を感じているか聞いた。
【現在の生活費】では「非常に不安」は24.1%、「どちらかといえば不安」は37.2%で、合計した『不安(計)』は61.3%、「全く不安ではない」は14.7%、「どちらかといえば不安ではない」は24.0%で、合計した『不安ではない(計)』は38.7%となった。
【老後の生活費】では『不安(計)』は64.9%、『不安ではない(計)』は35.1%となり、老後の生活費に不安を感じている人が多数派ということがわかった。

都道府県別にみると、【現在の生活費】では『不安(計)』が最も高くなったのは長野県と和歌山県(いずれも71.0%)だった。【老後の生活費】では『不安(計)』が最も高くなったのは宮崎県(79.0%)で、8割近くになった。また、現在の生活費への不安度で1位となった長野県が老後の生活費への不安度でも2位にランクインした。

全回答者に、現在の貯蓄額はいくらか聞いたところ、「50万円未満」(33.9%)に最も多くの回答が集まったほか、「50万円~100万円未満」(8.7%)や「100万円~200万円未満」(12.0%にも回答が集まり、平均は148.8万円だった。また、「0円」は24.7%となった。平均の貯蓄額は100万円を上回った一方、貯蓄ができていない人も少なくないことが明らかになった。

都道府県別にみると、現在の貯蓄額の平均が最も高くなったのは愛媛県で平均は282.0万円、次いで、大阪府(256.1万円)、滋賀県(234.1万円)、佐賀県(228.8万円)、島根県(225.2万円)となった。また、最も低くなったのは青森県(72.6万円)で、最高額の愛媛県と比較すると209.4万円の差がみられた。
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