事業家集団が運営する「リスクワ」は10月8日、「20代会社員の副業に関する調査」の結果を発表した。調査は9月16日~25日、社会人歴3年以上の20代会社員2,594名を対象にインターネットで行われた。
まず、副業の実施状況を聞いたところ、「副業はしていないが、今後したいと思っている」(37.8%)が最も多く、「副業をしている」(14.6%)を合わせると、社会人歴3年以上の20代会社員の半数以上に副業意向がある、または副業をしていることがわかった。
また、「副業はしていないが、今後したいと思っている」と回答した人に、現在副業をしていない理由を尋ねたところ、多い順に「適切な副業が見つからないため」(33.9%)、「何から始めていいか分からないため」(33.0%)、「会社で副業が禁止されているため」(25.9%)という結果に。
一方、「副業をしている」と回答した人は14.6%。副業をしている理由を聞くと、「収入向上・経済的安定のため」が圧倒的に多い65.4%。次いで「時間的余裕があるため」(29.0%)が上位に。現在、副業による1ヶ月あたりの収入はいくらか尋ねたところ、「1万円~5万円未満」(36.4%)が最も多く、次いで「1万円未満」(19.6%)、「5万円~10万円未満」(14.0%)と続いた。
また、「現在、行っている副業の種類」を教えてもらったところ、1位「労働提供型」(34.1%)、2位「販売・流通型」「投資・資産運用型」(ともに15.9%)という結果に。
さらに、「副業をしている中で感じる課題」を聞いたところ、「単価の低さ」(31.8%)、「収入の不安定さ」(29.4%)、「疲労の蓄積」(27.1%)となり、主な課題は「収入面(単価・安定性)」にあることがわかった。