一体、どこまで洗練されていくのだろう。コンビニの"ちょっといいもの"が、また一歩進化した。
今回は新作新商品4種とリニューアル商品5種の中から、特に美味しかった5つの商品を厳選してご紹介したい……のだが、マジで大変だった。どれも美味すぎて、優劣がつけられず……。ということで、全体のバランスを見つつ、間違いない商品ばかりをどうにかこうにか選んでみたぞ~!
○「ファミマル PREMIUM」新ラインナップ追加&リニューアル!
「ファミマル PREMIUM」は、"コンビニで手に入る贅沢"をテーマに、味・品質・製法のすべてでワンランク上を目指すプレミアムなシリーズで、2021年の誕生以来、「もっと美味しく」を合言葉に進化を続け、ついに46か月連続で前年売上を上回るなど、ファミマの中でも確かな地位を築き上げている。今回の新ラインナップ&リニューアルは全9品が対象となったようだ。
さっそく、その中から特に気になった商品を以下、厳選してお届け!
○(1)「じっくり煮込んだ 極ほろっ豚角煮」
まずは今回、新たにプレミアムシリーズに加わった「じっくり煮込んだ 極ほろっ豚角煮」から。レンジで2分少々加熱して……
完成! うわっ、大きめにカットされた角煮の肉が……いくつある? めっちゃゴロゴロと入ってるぞ……。香ばしい匂いが鼻腔をつき、食欲を掻き立ててくる。
さっそく一切れ……パクッ。
くぅぅぅぅうぅぅぅうううううううッ……ウ~~~マいッッッ!!!! 豚肉は“極ほろっ”の名前のとおりめちゃくちゃ柔らかく、口のなかでスッとほどけていくような感覚だ。脂身の部分はとろっとろで舌触りも最高。
そしてこの味付けよ。濃いめの醤油味で、キレがあるんだけどほのかに甘みも効いている。超濃厚だ。タレだけでもご飯が食べられるレベル。プレミアムシリーズなので、少しお高めの価格設定かもしれないけど、この味わいと内容量ならかなりコスパは高いと言える。これは絶対に食べてみてほしい! 居酒屋さんで出されても、まさかパウチ惣菜とは気づかないんじゃないか……?
○(2)「やわらか牛肉使用 極うまビーフカレー」
続いては、今回リニューアルを遂げたという「やわらか牛肉使用 極うまビーフカレー」。角煮は“極ほろっ”だったが、こちらは“極うま”。こちらの表現のほうがややアバウトな分、ハードルも高くない? 大丈夫かな?
こちらもレンジでサクッとチンして……完成!
うわっ、ウマそう~ッ!!!!! ビジュアル、仕上がりすぎてるでしょ……。しかも、先程の角煮みたいな大きさの肉塊が3つも入ってるぞ!? この時点でスゴいんですけど……。
それでは、いただきます!
うっっっっわ……めちゃくちゃ美味しいな……。なんだこれ、エグッ……!!!! 見た目に負けず、味わいもめちゃくちゃ本格的で、スパイスの複雑さとピリッとした辛さ、牛肉の旨味と濃厚なコク……すべて隙が見当たらないほどウマい! しかも、甘みと苦みのようなものもあって、若干ビターめな後味になっている気がする。
牛肉も激ウマ!! 柔らけぇ~~~!!! 口のなかで旨味だけを残してとろ~と溶けていく……。いや、これはマジで“極うま”だわ。神保町のカレー屋さんで銀色の容器(正式名称は「グレイビーボート」というらしい)で出されたら、普通にそのまま美味しく味わえそう。プレミアムシリーズ、マジですげぇ……。
○(3)「じゅわっと肉汁 国産豚の大焼売」
「じゅわっと肉汁 国産豚の大焼売」も今回、リニューアルを遂げた。国産豚を贅沢に使用した大きめの焼売で、もともと人気だったはずだが、さらにブラッシュアップしたということなのだろう。
レンチンすると、こんな感じ。“大焼売”の名に違わず、本当に大ぶりだな……。さっそく、いただきましょう。
おおおおおッ!!!! ちょ待っ……ちょっと待って……。これはウマすぎる……! ずっと「ウマい」しか言っていないけど、ヤバいぞ。プレミアムシリーズ、全部がウマいぞ……。
ひと口噛むと豚肉の肉汁がじゅわっと溢れ出し、しかも噛めば噛むほどその旨味が口いっぱいに広がっていく。豚肉は結構な粗挽きで、噛むたびにゴロゴロした肉らしい食感が楽しめる。めちゃくちゃ満足感がある。皮もモチモチしていてかなり美味しい。醤油やカラシなどの味付けも不要。素材の旨さがしっかり引き立てられるよう味付けされているので、このまま味わっていただきたい。
う~ん……、これはスゴいなぁ……。しかも、4つも食べれば胃袋的にも大満足のサイズ感やで……。
○(4)「アーモンド フィナンシェ」
ここからはスイーツ系もご紹介。このたび新発売となった「アーモンド フィナンシェ」は、贅沢にもフランス産発酵バターを使用した逸品だ。フィナンシェ自体もフランス発祥の焼き菓子だしね。
パッケージから取り出してみると……
この気品……! さっそくひと口、パクッ。
ああっ……ニヤける。ついニヤけてしまう。すごいぞ、この高級感……。じゅわっと滲み出すバターのコクと深い風味、そしてほのかに感じる爽やかな酸味。これがしっとりした生地と完璧に混じり合い、すごく上品な食感と口溶けを演出している。甘みもちょうどいい。パラパラとまぶされたナッツの香ばしい匂いもよく効いていて、発酵バターの余韻もめちゃくちゃ心地いい……。言われなければ、普通に専門店で買ってきたものだと思い込んでしまうと思う。
○(5)「和匠の逸品 あずき最中」
ラストはリニューアルした“和”テイストのアイス「和匠の逸品 あずき最中」。パッケージはこんな感じ。
何やらモナカからも品格のようなものが漂っているように見えるのは気のせいだろうか……。
実際に食べてみると、もなかの皮はパリパリッ! モナカ系のアイスって、ザクザク、ゴリゴリみたいな食感が多かったり、ややしっとりしているものもあると思うんだけど、「和匠の逸品 あずき最中」はパキッとしたライトなクリスピー食感で歯ざわりも最高! 米粉を使っているようなので、その影響もあるのかな? 内側がホワイトチョコでコーティングされているので、それも関係しているのかも。
つぶあんは北海道十勝産の小豆を使用。風味豊かで豆の味もしっかりしているし、粒も均一で鮮やかな赤色が実に美しい……。ミルクアイスクリームも北海道産の乳製品を使用しているらしく、濃厚でクリーミーなのにどこかさっぱりしていてフレッシュな印象。ものすごく素材にこだわっている感を節々から感じる。これもマジで、超ウマい……。
ちなみに、今回の新作&リニューアルのテーマは"プチ贅沢ご褒美メニュー"。「ファミマル PREMIUM」同士を組み合わせて楽しむことで、日常の中に小さな贅沢時間を演出できるよう提案されているようだ。
例えば「じっくり煮込んだ 極ほろっ豚角煮」「じゅわっと肉汁 国産豚の大焼売」「じゅわっとジューシー国産豚の大餃子」で「ごはんもすすむ晩酌セット」になったり、「極じゅわハンバーグ」「薪窯で焼き上げたピッツァマルゲリータ」「贅沢バタークッキー」で「ワインと楽しむおうちビストロセット」になったり……という具合である。
お店レベルの味を、お店では味わえない価格で。「ファミマル PREMIUM」シリーズを上手く組み合わせながら、ぜひ贅沢でプレミアムな日常を演出してみて!