元乃木坂46の阪口珠美が16日、都内で行われた舞台『醉いどれ天使』の制作発表会見に北山宏光、渡辺大、横山由依、岡田結実、佐藤仁美、大鶴義丹、演出の深作健太氏とともに登壇した。

黒澤明監督と三船敏郎さんが初めてタッグを組んだ名作映画『醉いどれ天使』。
映画公開の約半年後に舞台化された本作の台本が近年偶然発見され、2021年に再び舞台として蘇った。そしてこのたび、脚本・蓬莱竜太氏×演出・深作氏による“2025年令和舞台版”として新たに上演されることが決定した。

そんな注目作で、主人公・松永(北山)の恋人であり、妖艶で魅力的なダンサー・奈々江を演じるのは、阪口。会見では「日本映画史に残るこの名作で、豪華なキャストとスタッフの皆様とやらせていただくということで、実は今も緊張でいっぱいなんです……」と、率直な心境を明かした。

それでも、舞台に臨む覚悟はすでに固まっている様子で、「稽古で緊張を自信に変えられるように、奈々江の生きる力や強さをステージで出せるように、一生懸命がんばりたいと思います!」と笑顔で語った。

また、ビジュアル撮影では“初めての体験”もあったようで、「(フライヤーには)映っていないんですけど、“ガチたばこ”……本当の昔のたばこを初めて手に持って! 持ち方を教えてもらいながら撮影しました」と裏話も披露。新たな役柄に飛び込むにあたり、丁寧に向き合っている様子がうかがえた。

11月7日から東京・明治座で幕を開ける“2025年令和版”『醉いどれ天使』。阪口がどんな奈々江像を見せてくれるのか、期待が高まる。
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