コスモエネルギーホールディングスは10月10日、公益社団法人日本証券アナリスト協会による2025年度(第31回)「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」にて「エネルギー部門」の第1位に選定されたことを発表した。同社が「エネルギー部門」において第1位に選定されるのは初めてのことだ。
計21社を対象とするエネルギー部門において第1位に
同制度は、企業情報開示の促進・向上を目的として、公益社団法人日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会が1995年度から実施しているもの。今回で31回目を迎える。選定にあたっては、各業種の証券アナリストが以下の5つの評価基準に基づき審査を行う。
(1)経営陣のIR姿勢、IR部門の機能、IRの基本スタンス
(2)説明会、インタビュー、説明資料等における開示
(3)フェア・ディスクロージャー
(4)ESGに関連する情報の開示
(5)各業種の状況に即した自主的な情報開示
本年度は17業種を対象に選定が行われ、同社は石油・鉱業および電力・ガスセクターの計21社を対象とするエネルギー部門において第1位に選定された。
今回の選定を受け同社では、「当社は、第7次連結中期経営計画において企業価値向上をテーマに掲げ、三位一体の資本政策など、一貫して企業価値向上のための施策に取り組んでおり、資本市場の皆様との対話にも注力してきたことが、今回の選定につながったと考えております。この選定を励みに、今後も投資家をはじめとしたステークホルダーの皆様との対話の充実、ならびに適切な経営情報の開示を推進してまいります」とコメントしている。