コスモエネルギーホールディングスが10月19日に「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン in 市原」を開催した。コスモのテレビCMシリーズにも出演する俳優の賀来賢人さんもゲストとして参加した当日の模様をレポートする。
清掃活動に賀来賢人が参戦!
コスモエネルギーホールディングスはTOKYO FMおよび全国FM放送協議会(JFN)加盟局と連携し、工夫を凝らしたイベントと清掃活動を組み合わせたイベント「コスモ アースコンシャス アクト クリーン・キャンペーン」を2001年から続けてきた。これまでに全国のべ758カ所で開催しており、参加者は8万人以上に達している。
今回の開催地となった市原市は、千葉県で初めて「SDGs未来都市」に選定されるなど環境意識の高い地域だ。イベントは2部制で第1部は主に清掃活動、第2部ではトークショーやクイズ大会などを実施した。
受付開始の9時が近づくにつれ、集合場所の「上総更級公園 weほーる」には徐々に参加者たちの姿が増え始め、開会式が始まる9時30分には3階の多目的ホールが参加者で埋め尽くされた。
○賀来さんも合流して清掃活動がスタート
清掃活動は「上総更級公園 weほーる」から少し歩いたところにある北五井緑道周辺でスタート。ここから、コスモホールディングスの山田茂社長と賀来賢人さんも「クリーン・キャンペーン」に加わった。
清掃活動を始めるもあまりゴミが落ちていない状況に賀来さんは、「うん、いいことですね」と笑顔を見せた。
清掃活動の範囲を周辺に広げ、畦道を歩きながらゴミを探す2人。賀来さんと山田社長は真剣な眼差しでゴミを探し、見つけるとすかさず回収してゴミ袋に入れていった。
清掃活動を終えて感想を尋ねられると、「予想以上にゴミが少なくて、うれしかったです」(賀来さん)、「普段から綺麗な街にちょっとあったゴミを回収できたので良かったです」(山田社長)と答えた2人。
賀来さんは「ゴミを拾うという行為自体もそうですが、自然に触れながら、その場所を綺麗にしていくことが気持ちいいと毎回思います。
賀来さんの言う通り、傍目にはあまりゴミが多い印象はなかったが、よくよく見ればゴミはあちこちに潜んでいたようだ。約300人で約1時間の清掃活動を行った結果、最終的に回収されたゴミはかなりの量になっていた。
SAFの第一印象は? 賀来賢人が語る
清掃活動を終え、参加者全員が「上総更級公園 weほーる」に戻ると第2部が開幕。先に登壇していた山田社長、中西さん、古賀さんが待つ舞台に賀来さんが呼び込まれると観覧席が湧いた。
ステージでは山田社長がSAF(Sustainable Aviation Fuel=持続可能な航空燃料)について詳しく説明。賀来さんはSAFの第一印象について、「本当に?」と思ったと振り返りつつ、「CMのお話をいただいて僕自身も勉強する中で、画期的な取り組みですごい技術」だと感じたと話した。
コスモホールディングスのテレビCMに出演する自身の役割については、「SAFというものを知った以上、それをなるべくわかりやすく世の中の人に伝えていくのが僕の使命なのかなと思っています」と語った。
多くの人に知ってもらうためには、「『クリーン・キャンペーン』のような活動が大きい」とした賀来さん。「イベントを通じてSAFを知っていただいた方の口コミからでもいいので、“SAFの輪”が広がっていけばいいと思います。普及していくかは皆さんにかかっています」と参加者たちに呼びかけた。
トークショーを終えると、賀来さんのサイン入りトートバックをかけたクイズ大会がスタート。
クイズはSAFに関することから始まり、「市原市の地層チバニアンの特徴は?」や「市原市が制定されたのは?」と徐々に難易度が上がる。それに合わせて、正解者の数も減っていくが、それでも5問終了時点でまだ5人以上が残っていたため、大じゃんけん大会の開催が決定。大じゃんけん大会を勝ち抜き、見事に賀来さんのサイン入りトートバックを手に入れた参加者に、賀来さんも壇上から祝福を送る。
イベントの最後に参加者たちは、「地球の未来のために今日から意識していきたいこと」を特製ステッカーに書き込んだ。壇上では賀来さんと山田社長も自身が書き込んだメッセージを発表。賀来さんは「本当にみなさん、今日はお疲れ様でした」とあらためてねぎらいの言葉を送り、イベントの第2部が終了した。
食用油の回収は簡単?
第2部終了後には、「上総更級公園 weほーる」1階の屋外スペースで地元野菜や特産物などが並ぶ「いちはらマルシェ」を開催。イベント参加者で賑わうその一角に用意されていたのが、「使用済み食用油回収体験」だ。
ここでは、参加者が自宅で出た廃食用油を持ち込むとともに、油をペットボトルで回収する疑似体験が行われていた。「クリーン・キャンペーン」では初の試みとのことだが、その狙いはどこにあるのか。
「自宅で使った食用油は固めて廃棄するのが当たり前になっている中で、新しいことを始めるのは少しハードルを感じてしまうかもしれません。じょうご1つあれば廃食用油を鍋からペットボトルに簡単に移し替えられますが、それでも難しく感じてしまいます。それを実際に体験していただくことで、簡単だなと思ってもらうのが目的のひとつです」
「もうひとつが自分事化です。CMなどを見て“そういう燃料(SAF)があるんだ”と知っていただいても、自分で廃食用油の再利用に参加するのは“難しいな”と感じてしまうと思います。でも、私たち一般市民が参加してこそ成り立つ価値を感じていただき、未来のエネルギーについて知っていただくきっかけになればと考えています」
きっかけがSAFであれ賀来さんが出演しているCMであれ、まずは環境保護についての取り組みに興味を持ってもらってもらうことが大事だと話す山本さん。今後も「『クリーン・キャンペーン』の考えに賛同していただける方と一緒になって、たくさんの人に広く知ってもらえる、興味を持っていただけるような取り組みを進めていきたいです」とのことだった。
安藤康之 あんどうやすゆき フリーライター/フォトグラファー。編集プロダクション、出版社勤務を経て2018年よりフリーでの活動を開始。クルマやバイク、競馬やグルメなどジャンルを問わず活動中。 この著者の記事一覧はこちら











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