10代•現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」は、8月22日から9月6日にかけ、全国の現役女子高生498人を対象に「あなたには得意なモノマネがありますか?」というアンケート調査を実施した。調査はインターネットを通じて行われた。
今回の調査の結果、「ある」と回答したのが34.5%、「ない」と回答したのが66.5%となり、
約3人に1人の女子高生は「得意なモノマネがある」ということがわかった。
得意なモノマネがある女子高生は学校の友達などの前でモノマネをした際、「似ていると言われたから」というのがきっかけになっている声が多かったようだ。
また、「ふざけるのが大好き」「みんなが笑ってくれるから」「一芸として一応用意してある」「面白いことが好きだから」「友達にほめられるから」など、学校での立ち位置がお笑い担当になっている女子高生などが、得意なモノマネを通じて、周りを笑顔にしたりすることに喜びを感じている傾向もあるようだった。
なお、ここに該当する女子高生は、お笑い芸人のように、日々できるモノマネを探求し、練習も頑張っているようだ。
他には、「いつのまにかできるようになっていた」
「気づいたら似ていた」など、自分でもわからないうちにモノマネを習得できていたという女子高生もいたようだ。
得意なモノマネを持っている女子高生に「自分の一番得意なモノマネは何か?」を伺い、その結果をランキングにしたところ、栄えある第1位には「スティッチ」が輝いた。女子高生にはディズニー好きも多く、モノマネができると鉄板に盛り上がること間違えないそうだ。
また、第2位には、クレヨンしんちゃんの「野原しんのすけ」、第3位には、同じくクレヨンしんちゃんの「ボーちゃん」がランクイン。どちらも個性的な声ため、モノマネもしやすいのだろう。
また、TOP3のモノマネはすべて“低音ボイス”ということで、意外と高音より、低音の方が似やすい傾向があるのかもしれない。また、第4位には「ドラえもん」がランクイン。現在、ドラえもんの声優は水田わさびさんが担当しているが、その前の大山のぶ代さんのドラえもんのモノマネをする女子高生もいたようだ。
第5位にランクインしたのは「んぽちゃむ」。イラストレーターの「可哀想に!」さんが手掛けたキャラクターでYouTubeやSNSで話題になっている。独特の高音ボイスが比較的モノマネしやすいのかTOP5入りを果たしたということだ。
65.5%の「得意なモノマネがない」と回答した女子高生からは、「モノマネは難しくてできない」「恥ずかしからやらない」など“難しい”や“恥ずかしい”という感情からモノマネにチャレンジすることがなく、結果として得意なモノマネを持っていないという意見が寄せられた。また、「あまりモノマネしたことがないから」「モノマネする機会がないから」といった、そもそもモノマネをするような環境がないという意見や、「モノマネが下手くそだから」「モノマネが苦手だから」「モノマネしてもスベるのわかってる」など、チャレンジはするも、あまりの「似なさすぎ」で、とても人前で見せられる代物ではないと感じている女子高生の声も多かったようだ。
「面白い系じゃないから」「笑いをとるセンスがないから」と、自分の性格や立ち位置から「モノマネをやるキャラではない」と自覚している女子高生も。得意なモノマネがない女子高生は、“そもそもモノマネをやらないタイプ”が主流だということも判明したようだ。











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