フタバは10月24日、喪中はがき離れに関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、2025年9月3日~4日の間、身内の不幸を経験し、喪中はがきに関する決定をした200人を対象に、インターネットで実施したもの。


はじめに、身内に不幸があった際に喪中はがきを出したかを聞いたところ、6割が「出した」と回答した。いまだ多くの人にとって喪中はがきは身近な慣習といえる、4割近くは「出していない」と答えており、伝え方やマナーに対する価値観の変化もうかがえるという。

喪中はがきを出した経験がある人に、作業の手間について尋ねると、65%が「面倒だと感じる」と答えた。必要性を感じつつも、作成する手間や負担の大きさを実感している人が多いという。

普段、年賀状を出しているかを聞くと、6割が「はい」と回答した。同社によると「年賀状を出す習慣がある人ほど、喪中の際にも挨拶を伝える傾向が強いことがわかった」としている。

今後、身近な人に不幸があった場合、喪中はがきを出すかを尋ねたところ、「はい(今後も出す)」と答えた人が111人(55.5%)、「いいえ(今後は出さない)」と答えた人が89人(44.5%)となり、意見はほぼ二分された。

喪中はがきと年賀状の出し方について聞くと、「両方出す」と「どちらも出さない」が拮抗する結果に。一方で、「喪中はがきだけ出す」(34人)、「年賀状だけ出す」(20人)という回答も見られ、年賀状・喪中はがきの扱い方は多様化していることがわかったという。
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