ヤマハ発動機は10月24日、徳島県徳島市と、地域活性化に向けた包括連携協定を締結した。

本協定は、地域の一層の活性化や市民サービスの向上を図るために、双方の資源を有効活用した協働による活動を推進するもの。


本協定の締結にあたり、同社は、次世代電動推進機の新型「HARMO」を新たに2機、徳島市に納入している。新型「HARMO」は、電動モーターを動力とする推進機ユニットと、直感的なボートの操縦を可能とする「ヘルムマスターEX」などで構成された次世代電動推進機で、今年の6月から国内にて販売。低振動・低騒音を特徴とし、乗船者に快適な乗船空間を提供するとともに、スムーズで高い操船性を実現している。

また、同社は本協定に基づき、新型「HARMO」や同社製品等の実証実験を通して、水辺のにぎわいや交流を創出することで、徳島市の地域活性化をサポート。さらに、新型「HARMO」導入による脱炭素効果のモニタリングや、再生可能エネルギー導入に向けた技術協力の検討も進め、徳島市における脱炭素社会の実現への貢献を目指すという。

なお、連携および協力内容は以下のとおり。

SDGsの推進に関すること
水辺のにぎわいや交流の創出に関すること
脱炭素社会の実現に向けた取組に関すること
市政情報の発信に関すること
その他、地域の活性化及び市民サービスの向上に関すること
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