キヤノンは11月6日、RFマウントの大口径標準レンズ「RF45mm F1.2 STM」を発表した。EFマウント版の「EF50mm F1.2L USM」をベースに、一部のレンズ構成やAFを改良した製品。
開放F1.2の明るさながら小型軽量設計としたほか、実売価格も66,000円前後と手ごろな価格とした。高画質モデル「RF50mm F1.2 L USM」とは違った描写が楽しめるお手ごろレンズとして売り込む。発売は2025年11月下旬の予定。

開放F1.2の標準レンズ。EFマウント版の「EF50mm F1.2L USM」をベースに設計しつつ、一部のレンズをプラスチックモールド非球面レンズに置き換えることで、レンズ構成枚数を少なくして小型軽量化した。解像力はEF50mm F1.2L USMと同等としている。

AFモーターはギアタイプのSTMモーターとし、動画撮影にも使えるスムーズさや静粛さに仕上げた。レンズ内手振れ補正機構は搭載しない。

フィルター径はΦ67mm。最大径×長さはΦ約78×75mm、重さは約346g。
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