井村屋フードサービスは2026年2月上旬、アトリエ兼店舗「Imuraya Sweets Marché Russelia」(イムラヤ スイーツ マルシェ ラッセリア)を三重県津市にオープンする。

「アンナミラーズ」「La maison JOUVAUD」(ラ・メゾン・ジュヴォー)「菓子舗井村屋」などのスイーツブランドを1拠点にて販売する複合型スイーツ店舗が誕生する。
各ブランドが持つ個性を1つの空間で楽しめるのが特長で、"選ぶ楽しみ" "くつろぎのひととき" "贈るよろこび" を通じて、多彩な価値提供ができるお店を目指す。

店名は、"旅立ち"を意味する花言葉から「ラッセリア」と名づけた。旅立ちのその先にある"新しい出会い"を大切に、お菓子が人と人をつなぎ、新しい喜びや幸せにつながって欲しいという想いが込められている。

アンナミラーズは1973年に東京都港区青山に1号店を開店し、以降関東地区で店舗展開を進め井村屋グループの外食・スイーツ事業として運営してきた。「ペンシルベニア・ダッチ」と呼ばれるアメリカ東部ペンシルベニアに住む人々の素朴で温かい家庭料理を原点としている。日本ではアメリカンフードとホームメイドパイが楽しめるレストランとして営業していたが、品川駅再開発に伴う移転要請を受け、2022年8月31日に国内最後の店舗である高輪店を閉店。現在は、オンラインショップでパイなどの販売をしながら、不定期で催事に出店している。高輪店閉店から3年ぶりの新規出店を、創業の地である東京都港区南青山におこなう旨を2025年6月20日にリリース。今期中の開店に向け準備を進めている。

La maison JOUVAUDは、親子3代、70年以上にわたり受け継がれる、歴史あるパティスリー&ショコラトゥリー。伝統を守りつつも新たな挑戦を続ける3代目ピエール・ジュヴォーのプロヴァンス スイーツが楽しめる。日本では2003年より東京都港区広尾にてサロンドゥテ(喫茶スペース)を併設したパティスリーとして店舗展開をスタート。
その後2016年にKITTE名古屋店、2018年に京都祇園店、ジェイアール京都伊勢丹店、そして2022年に虎ノ門ヒルズ店をオープンした。

菓子舗井村屋は、同グループが持つ和菓子の直営店舗として、2021年に三重県多気町のリゾート施設「VISON」内にオープン。同じくVISON内で事業活動をしている酒蔵「福和蔵」で醸された純米吟醸酒の醪(もろみ)を使用した酒饅頭「酒々まんじゅう芳醸菓」や北海道産小豆を丁寧に炊いて作った「あんころもち」、地元の食材を使用した彩り豊かな季節の和菓子などを取り揃えている。
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