日々、日本の領海を守ってくれている海上自衛隊。そこで働く隊員には、厳しい訓練や厳格な規則のほか、艦内で絶対にやってはいけないNG行動があるのだとか。
教えてくれるのは、海上自衛隊員のみなさんです!

まずは、「口笛を吹く」こと。海自では、「サイドパイプ」と呼ばれる小さな笛の音をさまざまな伝令や指示に用いているため、それと似た音を安易に発するのはNG。

お次は「ハンドポケット」。

狭く滑りやすい上に、さまざまな設備が取り付けられている艦内。常に両手を使える状態にしておくことは基本中の基本。また、「口笛」も「ハンドポケット」も、緊張感のない見た目の悪さもNGの理由。これは、社会人としての常識でもありますよね。

次のNG行動は、「右手で物を持つ」こと。

なぜ? と思った人も少なくないと思いますが、これは、敬礼のため。いつでも敬礼できるよう、右手を自由にしておく必要があるのだとか。なるほど!

また、「甲板で座る」のもNG。

甲板は滑りやすく、波や船の揺れでバランスを崩しやすいので危険ですし、移動や作業の妨げにもなります。
もちろん、緊張感のなさもNG。

最後は……「迷彩服で傘をさす」こと!

迷彩服を着用しているということは勤務中。傘をさしていてはいざという時に両手が使えませんし、そもそも風で飛ばされてしまいます。一般的にも、船乗りは傘じゃなくカッパ(雨具)を着用するのが当たり前ですよね。

いかがでしたか?「そりゃそうだ」と思うものから「なるほど!」と思うものまでありました。内容はいたって真面目なのに、隊員さんたちのコミカルな演技が面白かったですね。思わず吹き出してしまって人もいるのでは!?(笑)

この動画に、SNSでは「普段私達が何気なくしている事がNGなんですね! 初めて知りました」「勉強になります」といった声が寄せられたほか、「なにこれwww 海自公式おもろいなぁwwm」「楽しそう」「ハンドポケットの彼、絶対ひょうきんものでしょ」「陸自と違って海自は笑わせにくるwww それNG行動ww」「演技が可愛い」と、みなさんほっこり。

また、日本を守ってくれている隊員さんに、「みなさん、いつも大変な任務、お疲れ様です!」「みんなかわいい 日本を守ってくれてありがとうやで!」など、感謝の声も寄せられていました。

隊員さんたちの人柄にほっこりした今回のNG行動紹介。これからも日本の海を守るみなさんに、感謝とエールを送りたいですね!

\ダメ‼絶対‼/海自艦内NG行動 pic.twitter.com/g7vMNU2RPO— 防衛省 海上自衛隊 (@JMSDF_PAO) November 6, 2025
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