LINEヤフーが運営する「LINEリサーチ」は11月11日、あこがれのハイブランド/ラグジュアリーブランドに関する調査の結果を発表した。調査は2025年10月1日~10月3日、日本全国の15歳~69歳の男女3148名を対象にインターネットで行われた。

○ハイブランドやラグジュアリーブランドの好意度

ハイブランドやラグジュアリーブランドが好きかどうかを聞いたところ、全体では「どちらともいえない」が最も高く、3割台半ばとなった。

「とても好き」「やや好き」を合わせた「好き」の割合は3割弱となり、「あまり好きではない」「まったく好きではない」を合わせた「好きではない」の割合は4割弱という結果だった。

年代別にみると、「好き」の割合はどの年代でも2割台半ば~約3割となっており、大きな差はみられなかった。一方で、「好きではない」の割合は30代で4割強とやや高めになっていた。

男女別にみると、「好き」の割合は女性のほうがやや高く、特に10~20代女性では3割台半ばと高めだった。一方「好きではない」の割合は男性のほうが高く、特に30代男性では4割台後半の高さだった。

あこがれのブランドランキング


続いて、あこがれのブランドを聞いた。ハイブランド/ラグジュアリーブランドが好きではない人も、あこがれのブランドがあれば回答してもらった。

全体では、約2割のほぼ同率で「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」「HERMÈS(エルメス)」がTOP2となった。3位以降は、「TIFFANY & Co.(ティファニー)」「CHANEL(シャネル)」「ROLEX(ロレックス)」が1割台後半で続く。一方、「この中にはない/特にない」は3割台後半だった。

年代別では、あこがれのブランドの傾向に違いがみられた。
10~20代では、「DIOR(ディオール)」「CHANEL」がTOP2となった。特に「DIOR」は、10代女性では5割弱という高さだった。

30代では「HERMÈS」が1位だった。

40~60代では、「LOUIS VUITTON」「HERMÈS」がいずれもTOP2となり、両ブランドとも女性のほうが高い割合となっていた。「LOUIS VUITTON」は、10~20代でも4位にランクインしている。

男女別にみると、男性の1位は2割強で「ROLEX」。女性と比べて割合が高く、特に60代男性で2割台後半と高めになっていた。

一方、女性は「TIFFANY & Co.」「HERMÈS」「CHANEL」がTOP3となった。「TIFFANY & Co.」「DIOR」「CHANEL」「Cartier(カルティエ)」は、特に女性のほうが高い割合だった。また、「この中にはない/特にない」の割合は女性よりも男性のほうが高く、10代男性では6割弱にのぼった。
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