今回のテーマは、「お金持ちの子どもの習い事」事情です。

日本では「純金融資産保有額」が1億円以上5億円未満を富裕層、5億円以上を超富裕層と定義しています。
純金融資産とは預貯金や株式、債券などの金融資産の合計から借り入れなどの負債を差し引いたもの。

今回は富裕層、超富裕層の皆さんに、子どもに習わせたい「習い事」について聞いてみました。

平成元年生まれの筆者にとって、習い事といえばピアノやバレエ、水泳、そろばん、習字、英会話あたりが主流でした。

令和7年の「旬」の習い事とは? では、さっそく解説します。

子どもの体力低下が懸念されている現代ならではの習い事「かけっこ教室」

最近の子どもたちは外でかけっこをして遊ぶよりも、屋内でゲームや動画を楽しむことが増えました。運動する機会が減ってしまったため、子どもたちの「体力低下」が懸念されています。

このようなことから、速く走るための基礎的な運動能力を身につける場として「かけっこ教室」の需要が高まっています。

わざわざ走るためだけに月謝を払うのか、と少し衝撃を受けましたが、お父さんやお母さんが自己流で教えるのではなく、プロによって「速く走るコツ」を教えてもらえるのは子どもにとっても大きなメリットですよね。

特に、小中学校では「足が速い」というだけで、クラスメイトに一目置かれたりします。
前転・後転・逆上がりなど基礎的な運動を教える「体操教室」

でんぐり返し(前転)ができるようになる目安の月齢は、おおよそ3歳ごろであると言われています。基本的な歩行動作を身に着けた子どもは、走る・跳ぶ・でんぐり返しなど、歩行よりさらに複雑な動作ができるようになります。

この発達プロセスはあくまで「目安」です。
ですが、周囲の子どもができていることが我が子にはできない、となると焦る気持ちもわかる気がします。

子どもたちの体力低下が懸念されている現代では、前転・後転・逆上がりなど基礎的な運動を教える「体操教室」の需要も高まっています。
論理的思考力&問題解決能力が身につく「プログラミング」

「プログラミング」とは、コンピューターが理解できる言語で、コンピューターへの一連の命令を行う作業のことです。子どもたちは、意図した結果を導くためには何が必要であるか、を繰り返し考え、実行することで「順序立てて考える力」を身に着けることができます。

また、プログラミングにおいては、エラーが発生した際には「原因を特定→仮説を立てる→修正→検証」のサイクルを繰り返すことになります。これはまさに問題解決の基本プロセスです。

これにより、お金では買えない「未来の競争力」を子どもに与えることができます。
YouTubeやTikTokといった動画プラットフォームが普及している現代ならではの習い事「動画編集」

近年ではYouTubeやTikTokといった動画プラットフォームが普及し、個人が動画を配信する機会が増えました。企業もプロモーションやマーケティングに動画を活用するようになり、より質の高い動画を制作できる人材への需要が高まっています。

また、家族との思い出の映像を編集したり、旅行をVlogにまとめるなど、趣味として動画編集を楽しんでいる子どもも増えているそうです。

表現の幅が広がり、クリエイティブな活動を楽しめる点が魅力的です。
子どもにチャレンジする機会を与えることが大切

今回は、「お金持ちの習い事」事情について解説しました。


「かけっこ教室」「体操教室」など、基礎的な運動能力を身に着けさせる習い事が人気なのは、子どもたちの運動不足が心配されている現代ならではだと感じました。

また、今回のアンケートでは「ドローン」「プログラミング」「動画編集」など、未来社会で活きるスキルを身につけさせたいと感じている富裕層が多いこともわかりました。

「結局のところ、親が何をやらせたいかではなく、子どもに色々なことにチャレンジする機会を増やしてあげる、子どもの可能性の幅を増やしてあげるのが親の役割だと考えています」

「子どもにどんな才能があるのかなんて、実際にやらせてみないとわからないですから」

と、とあるお父さんはお話してくださいました。

新しいことにチャレンジするきっかけや機会は大人が与え、あとは子どもの自由意志に任せる。なんて素晴らしいお父さんでしょう。

お子さんに新しい習い事をさせてみたいと考えているお父さんお母さんはぜひ参考にしてみてくださいね。

みずえちゃん みずえちゃん 1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務しながら、大阪北新地でキャバ嬢デビュー。現在は銀座のクラブに勤めるかたわら、フリーランスのライターとして活動している。 この著者の記事一覧はこちら
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