2009年にNHK『天才てれびくんMAX』から誕生したダンス&ボーカルユニット・Dream5のデビュー15周年を記念した1日限りの限定イベント「Dream5 15th Limited Event 2025」が16日、都内で開催。大原優乃、高野洸、日比美思がDream5として約9年ぶりに集結し、『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ「ようかい体操第一」をはじめ、全6曲をパフォーマンスした。


オープニングは、ノリノリの「学園天国」。イントロが流れると、会場からは大歓声が上がる。その後、「ようかい体操第一」、「僕らのナツ!!」と人気ナンバーを歌い上げるメンバーたち。

興奮冷めやらぬなか、マイクを持った大原が「小学校6年生でデビューしましたが、今年26歳になりました」と挨拶すると大きな拍手が。続けて大原は「このイベント開催の情報が解禁されてから、私たちはずっとそれぞれの思いを持ちながら、今日この日を楽しみにしてきました。今日1日しかない時間を一緒に楽しめたらいいなと思います」とエモーショナルに語る。

続いて高野は「本当に久しぶりでめちゃくちゃ緊張しています」と心情を吐露し、「小学6年生でデビューして、色々イベントに出演させてもらった時も、いつも遠いところでもついてきてくださる方がたくさんいて、当時のことも思い出しています」と感慨深い表情を浮かべる。日比は「私は当時小学校5年生でしたが、いまは27歳になりました。今日、こんなにたくさんの方に会えてうれしいです」と破顔していた。

この日は、以前のイベントでも司会などを務めていたお笑いコンビ、ザ・たっちの2人も応援に駆け付けたが、オープニングから3曲熱唱した印象を聞かれた大原が「歌割りも立ち位置も以前とは違うので、今回1から作らせてもらったんです。そのなか、いまも音楽活動をしている洸くんが本当に頼もしかった」と語ると、高野は「歌詞なども(忘れてしまって)ヤバいかなと思っていたのですが、そんな不安もなく『ようかい体操第一』なんて一度も歌詞を見ていないですから」とブランクが全くなかったことを明かす。

9年ぶりに会った印象について、日比が「洸くんがコーヒーを飲んでいたんです」と変化を述べると高野は「9年前はドリンクバーで青いサイダーとかを飲んでいましたね」と懐かしそうに語っていた。


その後「Dream5のなかで一番好きな歌は?」という質問に高野が答えた「タビダチノウタ」を3人で熱唱すると、「シェキメキ!」では壇上から客席に降りてファンと共に歌う演出も。ラスト「CRAZY GONNA CRAZY」では統一感のとれたダンスと歌声を披露し、全6曲を歌い上げた。

大原は「ここまで連れてきてくださった全ての人の思いを背負って、今日は精一杯楽しませていただきました。明日からまたそれぞれの道を歩いていきますが、これからも見守っていただければと思います。そしてまたその先で、いつかまたこういった場所で皆さんにお会いできたらいいな……なんて思っています。今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました」と感謝を述べる。

日比も「どんなに離れていても、皆さんのことも、メンバーのことも、いつも繋がっていると思っています。またいつの日かお会いできるように今後も精一杯頑張りますので、どうかその時が来たら、この日のことを、ちょっとだけでも思い出していただけたらうれしいなと思います。本日はありがとうございました!」と挨拶。

高野も「グループ当時から応援してくださる方がいるからこそ、力強く頑張っていく気持ちを僕らがもらえているような気がします。これから先3人はまた別の道に進みますが、引き続き頑張っていきますので、今後とも応援をよろしくお願いします。
今日は本当にありがとうございました!」とファンに呼びかけていた。
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