1996年に販売開始し、その爆発的な人気が社会現象にもなったバンダイの玩具「たまごっち」。発売30周年イヤーのスタートを目前に、11月22日には東京・原宿のハラカドに、オフィシャルショップ「たまごっち ふぁくとり~!」がオープン。
発表会には、「ももいろクローバーZ」佐々木彩夏さんと、バンダイ 常務取締役でチーフたまごっちオフィサーの辻太郎さんが登場した。
進化を続けるたまごっち、30年間変わらないことは?
たまごっちの全世界売上推移数は、関連グッズを含め、2019年から2024年までの間に約7倍と大きく伸長。さらに、様々な業界とのコラボでさらなる広がりをみせている。「玩具というカテゴリを超えて、ひとつのIPとして愛されています。2025年に発売した最新作『Tamagotchi Paradise(たまごっちパラダイス)』も好調。対応言語も7言語から9言語に増やしており、欧米だけでなく、中国内地や韓国などアジアでも遊んでもらっています」と、バンダイ チーフたまごっちオフィサーの辻太郎氏は語る。
1996年に登場した「たまごっち」はその時代背景に合わせて進化している。初代「たまごっち」は女子高生のバッグにつけられるようボールチェーンが付き、2004年「かえってきた! たまごっちプラス」は赤外線通信で友達と通信できる「ツーしん」文化を醸成、2008年「たまごっちプラスカラー」は初のカラー液晶でたまごっちの表情や世界観がより豊かに。そして2014年発売「Tamagotchi 4U」はタッチでつながるNFC機能を搭載、2023年にはWi-Fi搭載「Tamagotchi Uni」を発売、2025年発売の最新作「Tamagotchi Paradise」では、ズームダイヤルで細胞から宇宙規模までお世話ができるようになっており、常に新しい楽しみ方を提案し続ける。
そんな進化を続けるたまごっちだが、卵型デバイス・四角い画面・3つのボタンという形は変化していないポイントだ。また、電源を切ることができないため、本物のペットと同じようにお世話をしなければ死んでしまう「あなたがいなければ生きていけない、世話が焼ける存在」であることは初代から一貫している。
また、30周年を記念して1月の東京開催を皮切りに全国を巡回する「大たまごっち展」を開催。たまごっちの液晶の中にダイブし、ヘンテコな世界展でたまごっち30年の歴史を巡る記念展。アーティストのMitsuhiro Higuchiとのコラボした「Original Tamagotchi」や、2011年に発売していた「たまもりしーる」の限定商品もグッズとして登場する。そして30周年キービジュアルをパッケージ全体に使用したたまごっちも、5月1日~5月14日に開催する東京駅でのポップアップで先行販売する予定とのこと。
最後に、これから目指すたまごっちの未来について質問された辻氏は、「私たちたまごっちチームは、たまごっちのブランドパーパスを『世話のやけるよろこびを世界中の人々に。』と制定しています。たまごっちが玩具を超えて、デジタルペットを超えて、世界中の人々に愛され、皆さんの日常に寄り添う、そんな存在になれる未来を作りたいと考えています。そんな未来に向けて、世界中で幅広い年代に愛されるたまごっちは、ファンの皆さんの思い出を大切にしつつ、さらに新しい驚きも提供し続けていきたい。これからもぜひ、たまごっちをよろしくお願いします」と締めくくった。
あーりん、たまごっちとの思い出は?
続いて「ももいろクローバーZ」佐々木彩夏さんが、「たまごっち ふぁくとり~!」のスタッフも着用しているつなぎの衣装で登場。背景のたまごっち30周年キービジュアルを見て、「どんな1年になるのかなとワクワクします!」と笑顔に。
この日も自身のたまごっちを持ってきたという佐々木さん、「たまごっちはお世話する大変さもあるけれど、何台も買いたくなっちゃうんですよね。
たまごっちとの思い出を聞かれると、「サンタさんにお願いして『祝ケータイかいつーたまごっちプラス』のクリスマスモデルの2台セットをもらいました。きょうだいとかお友達と分けて遊ぶものかもしれませんが、私はひとりじめして2個お世話してましたね。習い事や学校にいるときも、『たまごっちトイレしてないかな、病気してないかな』とかずっと気にしていたし、ひとりっ子でペットもいなかったので、私の母性本能はたまごっちで養ったと思います」と当時を振り返る。
また、「100年後のたまごっちは?」という質問に、佐々木さんは「ついに3次元へ!!」とフリップを出した。
「まめっちとかふらわっちとか、さわりごこちはどうなのかな?とか、実際おしゃべりしたり、本当の相棒として近くにいてくれたらと思います。まめっちはふわふわであってほしいな~、ふらわっちは本当にお花の匂いがしたらいいな~とか、妄想が膨らみます。いけますかね? 100年後だったら!」。
発表会の最後に「私たちは幼少期からたまごっちとともに歩んできました。たまごっちの成長を見ると、私たちも成長しないとと思いますし、これからもたまごっちとともに歩んでいきたいと思います。シール交換やキーホルダーをジャラジャラつけたりとか、時代にしっかり対応してくるたまごっちの進化はこれからも楽しみにしたいなと思っています。たまごっちのみんな、30周年本当におめでとうございます!」と30周年を祝うメッセージを寄せた。
11月22日オープン「たまごっち ふぁくとり~!」あーりんが体験!
11月22日には東京・原宿の東急プラザ ハラカドに、オフィシャルショップ「たまごっち ふぁくとり~!」がオープンする。発表会の後は、オープンに向けて一足早く佐々木さんが体験した。
「たまごっち ふぁくとり~!」の名前の通り、たまごっちラボが運営する“工場”をテーマにした常設店で、限定商品の販売だけでなく、たまごっちのミニフィギュアを専用ボトルに詰める「みにたま つめほ~だい!」や、「たまごっち ふぁくとり~! キャラクターワッペン」を使ったグッズづくりなど、体験型のコンテンツも用意されている。
また、オープン記念として、たまごっちとmezzo pianoのコラボイラストを使用した特別デザインの「Tamagotchi Connection メゾピアノ たまごっちこらぼれーしょん」を先行発売。
「たまごっちラボ」の特別研究員を務める原宿系クリエイター・しなこさん、竹下☆ぱらだいすさんとのスペシャルコラボデザイン「Tamagotchi Paradise - Purple Sky 竹下☆ぱらだいす&しなこスペシャルセット」や、新色「Tamagotchi Paradise - Jade Forest」の販売も行う。
そして体験型コンテンツにも挑戦! ボトルにミニフィギュアを詰める「みにたま つめほ~だい!」では、3分間の制限時間で何を詰めるか迷う佐々木さん。「コンセプトはふらわっち一色にしようと思ったけど、目の前にするとあの子も入れたいこの子も入れたい…でも推しのふらわっちを一番多めに入れてみました! すでに愛着がわいてきました(笑)」と、ボトルを片手にニッコリ。
また、「たまごっち ふぁくとり~! キャラクターワッペン」の販売エリアでは、その場でワッペンとベースとなる素材を選び、オリジナルのTシャツやバッグ、キーホルダーを作ることができる。
「いっぱいあって悩んじゃうけど……」と悩みながら、ももいろクローバーZでの自身のメンバーカラー・ピンクのネームタグを手に取り、「あやかっち……あぁりんっちにしようかな?」とたまごっちのキャラや文字のワッペンをチョイス。世界にひとつだけのオリジナルなアイテムが完成した。
これからオープンに向けて来場する方へのメッセージを求められ「本当に胸がときめくってこういうことだよな~という体験ができる場所だと思いました。ぜひぜひみなさん、遊びに来ていただきたいです」と締めくくった。
○店舗情報:たまごっち ふぁくとり~!
東京都渋谷区神宮前6-31-21 東急プラザ原宿「ハラカド」3階
営業時間:11:00~21:00
※11月22日~30日、12月6・7日期間中は事前抽選制
(C)BANDAI











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