東京商工リサーチは11月20日、2025年「全国社長の出身大学」調査の結果を発表した。調査は、同社の企業データベース約440万社の代表者データ(個人企業を含む)から、公開された出身大学を抽出、集計したもの。


2025年の「全国社長の出身大学」ランキング1位は、15年連続で「日本大学」(1万9,587人)となったが、2年連続で2万人を下回り、勢いに陰りが見え始めている。続く2位は「慶応義塾大学」(1万819人)で、82人増と対照的。3位には、慶応義塾大学と僅差で「早稲田大学」(1万625人)がランクインし、上位3校までが1万人を超えている。

40歳未満の若⼿社⻑は「慶応義塾⼤学」が最多で、⾼年齢層では「⽇本⼤学」がトップだったことから、⾼齢化で世代交代が進むと、「⽇⼤1強」が続く同ランキングに変動が⽣じる可能性も。

以下、4位「明治大学」(8,035人)、5位「中央大学」(7,325人)、6位「法政大学」(5,876人)と、“MARCH”が続き、次いで「東海大学」「近畿大学」「同志社大学」「東京大学」「関西大学」「青山学院大学」「立命館大学」「専修大学「立教大学」と、上位15校の順位に変動はなかった。

国公立大学のトップは「東京大学」(4,700人)で、7年連続の10位にランクイン。国立大学はこのほか、18位に「京都大学」、21位に「大阪大学」、23位に「北海道大学」、25位に「九州大学」がラインクインし、29位には「東京医科歯科大学」と「東京工業大学」が統合した「東京科学大学」が登場。また、30位に「神戸大学」がラインクインするなど、旧帝大を中心に7校がトップ30に入った。

なお、100位内のランキングは以下のとおり。
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