Uber Eats Japanは10月9日~10日、Uber Eatsのサービス運営について配達パートナーと意見交換する「配達パートナー対話会」を東京都内で開催した。

同社では、配達パートナーとの直接対話会を2023年より継続的に実施しており、今回が5回目となる。
全国のパートナーを対象とした事前アンケートに基づき、「アプリ仕様」「配達依頼内容」「報酬」の3テーマを中心に33名から直接意見を聴取した。配達パートナーからは、アプリの操作性向上、積載量を考慮したリクエスト制御、配達距離に見合う報酬体系への改善などの要望が寄せられた。

これに対しUber Eats Japanは、安全確保のためサイズの大きい注文向けに増員機能を導入していること、無理な配達を行わないようパートナーに伝えた。報酬については、配達にかかる予想時間やリアルタイムの注文状況などを複合的に考慮する学習システムを採用し、その精度を常に改善していることを説明。サービスの拡大を通じた全体注文数の増加にも注力していることも述べた。

同社では、過去の対話会の意見を受け、サービスの改善を進めている。2025年4月には週次のクエストを分割し、ピークタイムクエストを新たに導入。これにより、パートナーは自身のスケジュールに合わせてより柔軟に報酬を獲得できるようになった。

同社では今後も対話会を継続し、寄せられた意見をアプリ機能やサービス品質に反映させ、より安心・安全な稼働環境の実現を推進していくという。
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