マイナビはこのほど、若手社員の飲み会離れの実態や、業務外での雑談といったインフォーマルコミュニケーションについて考察したレポートを公開した。
○若手社員の業務外コミュニケーション意識を考察
年末にかけて忘年会シーズンに突入し、社内の部署やチームなど、さまざまなコミュニティで忘年会が行われることも多い。
同社は、若手社員の何気ない雑談や飲み会など業務外でのコミュニケーション意識を紐解き、インフォーマルコミュニケーションを取り入れることが社内の良好な人間関係の構築や離職抑制の可能性に繋がるかについて考察した。
○会社の忘年会・飲み会の参加頻度
20-30代の正社員に「会社の忘年会・飲み会の参加頻度」について聞いたところ、20代では忘年会・飲み会ともに約3割で、いずれも30代と比べて大きな差は見られなかった。Z世代と呼ばれる20代は"飲み会離れ"の傾向にあると言われているが、会社の忘年会や飲み会においてはときどき参加する人の割合を含めると、約6割が参加経験があることがわかった。
職場でのインフォーマルコミュニケーション意向
20代正社員に、「(業務と直接関係のない何気ない会話ややり取りなどの)インフォーマルコミュニケーションを取りたいと思うか」を聞くと、63.4%(「そう思う(25.9%)」+「どちらかと言えばそう思う(37.5%)」)が取りたいと回答した。理由を聞くと「相談や助け合いがしやすくなるから(50.5%)」「組織内の雰囲気を良くしたいから(49.1%)」「雑談があると安心感があるから(42.7%)」などが上位にあがっていることから、職場において良い人間関係の構築や雰囲気づくりをしたいと考えており、業務外の何気ない会話が安心感につながっている様子がうかがえる。
一方で、30代の役職者に「部下とのインフォーマルコミュニケーションが取りづらいと感じるか」を聞いたところ、約5人に1人(22.2%)が取りづらさを感じていることが分かった。取りづらい理由では、「話題選択の難しさがある(35.4%)」「プライベートの話題に触れることにためらいがある(34.2%)」が上位にあがり、部下とのインフォーマルコミュニケーションが取りづらいと感じる背景には話題選択のハードルがあると考えられる。若手社員の半数以上が業務外の何気ない会話などをしたいと思っているなか、役職者は部下に対してどういった会話をすればいいのか分からないといったジレンマがあるようだ。
○若手社員が抵抗なく話せる話題とは
一部の役職者はプライベートの尊重やハラスメント防止の観点から葛藤が生じていることが分かったが、ためらいからコミュニケーションを避けることは推奨できない。なぜなら、20代正社員の転職理由では、最も多い「給与が低かった(27.1%)」に次いで「職場の人間関係が悪かった(21.5%)」となっており、Z世代の転職理由は給与への不満だけではなく、職場における人間関係も大きく影響していることがわかっている。
20代正社員に「職場で抵抗感なく話しやすいと感じる話題」を聞いたところ、「食事・飲み物に関する話題(61.7%)」「天候や季節の話題(61.4%)」など、プライベートに踏み込まない話題に加え、「趣味や娯楽に関する話題(56.5%)」「健康や体調に関する話題(50.1%)」など、プライベートな話題も半数以上は抵抗感がないと感じていることがわかった。











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