JA共済連は、11月25日に東京・千代田区のJA共済ビルにて、「JA共済『もっともっとノウフク2025』応援フェア」のオープニングセレモニーを実施しました。

「JA共済『もっともっとノウフク2025』応援フェア」は、農林水産省主催の「もっともっとノウフク2025」と連携して開催されるもので、11月25日から12月5日までの期間行われます(※土日を除く)。


同フェアでは、JA共済ビル内の「みどり食堂」において、農福連携で生産された農産物を使用した「ノウフク応援メニュー」を日替わりで提供。そのほか、農福連携の取組みを来訪者へ紹介し、農福連携のさらなる展開や普及を図る考えです。(※「みどり食堂」はJA共済ビルの勤務者をはじめ、近隣のビジネスパーソンや住民も利用可能。ノウフク応援メニューは一日あたり約100食提供予定)

ちなみに、初日の11月25日に提供されたのは、JA横浜のニンジンを使用した「冬の具だくさん 根菜キーマカレー」(830円/温泉卵付き)や、「スイートポテト」(140円)など。

11月26日は、JA横浜の大根を使った「豚肉と大根の中華煮込み」が、11月27日は、JA横浜の小松菜を使った「豚肉と小松菜の中華炒め」などが用意されるといいます。

オープニングセレモニーに出席した一般社団法人 日本農福連携協会の皆川会長は、「“農福”の福というのは福祉のことなのですが、私たちは福祉の中でも特に、障がい者の方々の社会参加ということに取り組んでまいりました。『農業で、障がいのある方々も活躍できる環境を作ろう』ということでさまざまなことに取り組んできたわけです。今日から開催される応援フェアでは、そこで生産された生産物を使ったメニューが提供されます。障がいのある方々の仕事は非常に丁寧です。ですから、非常に手がかかった、大変においしいものが食べられますので、ぜひご賞味いただきたいと思います」とアピール。

また、農林水産省 農福連携推進室の藤田室長は、「こうした都心の食堂の中で、農福連携による農林水産物を使用したメニューが提供されるというのは、非常に意義深いことではないかと思います。農業水産の現場での障がいのある方々の努力があって、皆さまにこうしたメニューが届く……というのは、まさに農福連携の価値を最もわかりやすく実感していただけるものなのではないかと。
こうした取り組みが広がることによって、農福連携の商品、食材が選ばれるという好循環が生まれていくことを本当に期待しています」と話していました。

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