小学館・国語辞典編集室はこのほど、「大辞泉が選ぶ新語大賞 2025」と「日本国語大辞典が選ぶ今年の項目」をそれぞれ発表した。

「大辞泉が選ぶ新語大賞 2025」は、『大辞泉』編集部が5月18日~11月15日に実施した、未収録の新語と新語義を募集する企画にて選出。
投稿総数は2,811本にのぼった。

大賞作品は、「緊急銃猟」。人間の生活圏にクマやイノシシが出没した際、安全確保の条件のもとで市町村が委託した者による銃猟を可能とすることを指す言葉となっている。

次点作品には、古米よりもさらに古いお米を指す「ビンテージ米」や、仕事の出来や手際が良い状態を指す「しごでき」が選ばれた。

投稿数ランキングは、1位「ビジュ/ビジュいい」、2位「トランプ関税」、3位「令和の米騒動」、4位「えっほえっほ」、5位「チャッピー」、6位「MAGA」、7位「オンラインカジノ」、8位「退職代行」、9位「しごでき」、10位「半鬱」となっている。

「日本国語大辞典が選ぶ今年の項目」では、『日本国語大辞典』編集部が、既存語において意味の変化に注目して言葉を選出。編集委員6人により、新しい意味や使い方が生まれた語、再び脚光を浴びた語、出来事や遺跡や書物などで発見のあった語を基準に選ばれた。

選出された言葉は、個人が特定の人物などを応援する行為を指す「推し」、目に見えないが確かに存在する障壁を指す「ガラスの天井」、探索・探究する事を指す「掘る」、生成AIChatGPT」の愛称「チャッピー」、2025年大阪・関西万博の公式キャラクターの名称から周知された「脈々」、特定の分野・業界や、それに関心のある人を指す「界隈」の6語。
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