通信カラオケ・JOYSOUNDが開催する「サウンドロゴカラオケAWARD」にエントリーした企業が、名サウンドロゴの誕生秘話を明かした。

サウンドロゴとは、企業や商品、サービスを短いメロディやフレーズで印象づけ、音を通してブランドの好意度を高める、いわばロゴの音楽版。
このサウンドロゴとカラオケを融合した“サウンドロゴカラオケ”を歌うことで、ブランドの魅力を共有・体感し、わずか数秒の中で仲間との一体感を育む新たな場の創出を目指す。

クラシアンのサウンドロゴ「くらし安心クラシアン♪」は、数多くのアニメ・CMソングを手掛けた小林亜星氏が作曲。作詞は浪塚淳司氏によるものだ。

水まわりのトラブルという「不安」を抱えた人に対してクラシアンが駆けつけることで「安心」に変わる瞬間を表現。同社は「親しみやすく、覚えやすいメロディで、困ったときにふと思い出していただける存在でありたいと願っています。『くらし安心クラシアン』は、メロディなしでは読めない言葉とも言われますが、それは私たちにとって、思わず頬が緩む最上級の誉め言葉です」とコメントしている。

亀田製菓は、「亀田のあられ♪おせんべい♪」でエントリー。このサウンドロゴが誕生したのは、カラーテレビが普及し始めた1969年。当時、亀田製菓が米菓業界の先陣を切って展開した初のテレビCMは、「亀田のあられ♪おせんべい♪」というサウンドロゴだけで構成された5秒間のCMだった。新潟から全国に進出し始めた当時、亀田製菓があられ・おせんべいの会社であることを全国に周知するため、「全国のお客様を亀田のあられ・おせんべいで笑顔にしたい」という想いからこのジングルが生まれたと言われている。

同社は「忘年会などでカラオケに行く機会が増える年末。亀田製菓のサウンドロゴは歌いやすいメロディですので、小さいお子様から大人まで幅広い世代の方に元気に歌って楽しいひとときをお過ごしいただきたいです。
わずか3秒で終わるため、人前で歌うのが苦手だけれども何か歌わないといけないという場面にもおすすめです」とアピールしている。

「サウンドロゴカラオケAWARD」では、エントリーした企業のサウンドロゴを1月12日まで配信し、2月18日に決勝ステージを開催。カラオケでの歌唱回数、当日のパフォ-マンスやカラオケ採点による得点を総合的に審査し、「サウンドロゴカラオケ大賞」を決定する。
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