名古屋大学(名大)、京都工芸繊維大学(京工繊)、日本女子大学の3者は12月5日、大気中では自然とp型(正孔伝導型)になる「単層カーボンナノチューブ(SWCNT)」をn型(電子伝導型)へと変換する、有機リン化合物を用いた新たなドーピング法を開発したと共同で発表した。

また、このn型SWCNTを電極として用いたペロブスカイト太陽電池(PSC)を開発したところ、従来の金属(銀)電極を用いた場合の数倍高い耐久性が確認されたことも併せて発表された。


同成果は、名大大学院 工学研究科のアーマド・シャリフ・ヒダヤ大学院生、同・松尾豊教授(名大 未来社会創造機構 マテリアルイノベーション研究所兼務)、京工繊 材料化学系の野々口斐之准教授、日本女子大 理学部の村岡梓教授、デンソーの共同研究チームによるもの。詳細は、英国王立化学会が刊行する材料化学を扱う学術誌「Journal of Materials Chemistry A」に掲載された。
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