ロッテは12月5日、チョコレートの食べ方や好みの傾向及びチョコレートへの向き合い方と幸福度の関係性を明らかにする「全国チョコレート調査2025」の結果を発表した。同調査は2025年6月6日~11日の間、20~60代男女4,700人(各都道府県100人ずつ)を対象に、インターネットで実施したもの。


チョコレート愛好度ランキング1位は「東京都」であった。「1週間に1回以上チョコレートを食べる」と答えた人の割合が全国で最も高く、チョコレートが日常的に親しまれている様子がうかがえた。

さらに、全国平均と比較すると、「友人にチョコレートをシェア」(渡す人+5.0%、もらう人+6.0%)したり、「仕事をしながら食べている」(+13.2%)人が多い傾向が見られ、チョコレートが気分転換やちょっとしたコミュニケーションのきっかけとして活用されているという。2位は「長野県」、3位は「北海道」と続いた。

幸福度ランキング上位20都道府県のうち、13都道府県が「チョコレート愛好度ランキング」でもトップ20にランクインしていることがわかった。

幸福度ランキング上位10都道府県の喫食傾向を分析すると、チョコレートを食べるタイミングやチョコレートを渡したりもらったりするといった行動に特徴が見られた。

まず、普段チョコレートを食べていると回答した4,350人を対象にタイミング別の傾向を確認したところ、上位10都道府県の多くが全国平均以上の数値となる中、特に「夕食の直後」では4県、また家事や仕事といった「労働の後」も高く「家事の後」で3県、「仕事の後」で2県が、全国平均より5.0%以上高い結果となった。

また、全回答者4,700人を対象にシェア行動を分析したところ、「夫婦間」でチョコレートを渡す・もらう人の割合も、6県で全国平均を5.0%以上上回っていることが確認されたという。

時間帯別に見ると、幸福度が高い人は低い人に比べて、「午前中の休憩時間」にチョコレートを食べる割合が4.9%高い結果になった。同社によると「幸福度の高い人は午前中にチョコレートを取り入れることで、リフレッシュや気分転換をしているのかもしれない」としている。
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