アサヒビールとニッカウヰスキーは、『竹鶴ピュアモルト』の世界観を五感で体感できる期間限定バー「The TAKETSURU experience(ザ タケツル エクスペリエンス)」を、12月9日~21日の期間限定で「TRUNK (HOUSE) Kagurazaka」にオープンした。

○竹鶴ピュアモルトとは──ブレンド技術が生んだ"繊細な飲み心地"

『竹鶴ピュアモルト』は、創業者・竹鶴政孝の名を冠して2000年に誕生したブランド。


同社が培ってきた高度なブレンド技術により、余市モルト、宮城峡モルトと、異なるキャラクターの原酒を調和させることで、華やかでフルーティーな香り、滑らかな口当たり、重厚な甘み、そして柔らかく続く余韻を実現している。

2023年には英国ウイスキー専門誌「Whisky Magazine」が主催する世界的コンペティション「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)」にて、「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー」を受賞するなど、国際的な評価も高い。

「普通は強いもの同士を掛け合わせて繊細な味わいを作ろうという考えはなかなかしないと思うんですね。それを発想するというのがある意味ちょっと日本的といいますか、面白さがある」と魅力を語るのは、ニッカウヰスキー株式会社マーケティング部の織田大原希美氏。

「自分の軸やこだわりを持つ人」「商品の背景にあるストーリーを重視する人」をターゲットとし、日本人として初めてスコットランドでウイスキーを学んだ創業者のストーリーなど、背景まで理解を深めてもらいたい、としている。
○"竹鶴ピュアモルト"を五感で味わって

今回開催する「The TAKETSURU experience」は、ニッカウヰスキーを象徴する『竹鶴ピュアモルト』の魅力を、料理・カクテル・展示など多角的な仕掛けで体験できるイベント型バー。

まず案内される2階のウェイティングルームでは、動画やインスタレーションなどを通して、創業者の足跡やブレンディングの世界観に触れることができる。

竹鶴ピュアモルトの世界観に浸った後は、1階で竹鶴ピュアモルトのペアリングコースを。

コース全体は奇をてらった演出ではなく、「竹鶴そのものの器の広さ」を再認識させる組み立て。水割り・お湯割り・ソーダ割り・ストレートという王道の飲み方だけで、料理との調和がいくらでも広がることを示す体験になっている。

コース後には、竹鶴を使った特製ビターズのマンハッタンなど、限定カクテルを追加オーダーすることもできる。

「竹鶴のおいしさ、楽しさ、面白さ、奥深さを持ち帰っていただきたい」(ニッカウヰスキー株式会社マーケティング部の織田大原希美氏)

来場者には、蒸溜所限定販売の竹鶴ピュアモルト(50ml)が風呂敷包みで土産として渡され、自宅でも新しい飲み方を試せるとのこと。
約1時間の"ブランドを五感で体験する場"、ぜひ訪れてみては?

The TAKETSURU experience
住所:東京都新宿区神楽坂3丁目1-34
営業期間:12月9日~21日
営業時間:11:00~22:00(完全予約制)

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