SOXAI(ソクサイ)は12月10日、睡眠状況をチェックして健康増進につなげるスマートリング「SOXAI RING 2」を発表した。最大14日間充電なしで使えるバッテリー性能を備えながら、本体の幅を6.7mmまで細くしたのが特徴。
内蔵のセンサーやアルゴリズムを改良し、睡眠の質や睡眠時無呼吸症候群の兆候を高精度でとらえられるようにした。価格は39,980円で、月額料金不要で使い続けられるのも売り。すでに販売中。

リングを装着するだけでさまざまなヘルスケアデータが取得でき、スマホアプリで睡眠スコアや睡眠状況などのデータが参照できるスマートリング。日本睡眠学会副理事長が監修したロジックに基づき、AIが生活習慣改善のアドバイスを提供し、睡眠改善や健康促進をサポートする。血圧の測定には対応しない。

リングの幅は6.7mmに抑え、一般的なスマートリングよりも1mm以上スリムに仕上げ、自然な装着感が得られるようにしたほか、睡眠中の装着でも気にならないようにした。フル充電時は最大14日間の連続使用が可能で、同種のスマートリングのなかではもっともバッテリー性能に優れるとしている(リングのサイズにより連続使用時間は異なる)。充電時間は1~2時間。

リングの外装はチタン合金で、カラーはシルバー / マットシルバー / マットブラック / ピンクゴールド / ゴールドの全5色。

リング内部のセンサーは新開発の光電容積脈波(PPG)センサー「Deep Sensing」に置き換え、計測の精度を改善。アルゴリズムも改良し、微細な変化をしっかりとらえられるようにしたほか、睡眠時無呼吸症候群の兆候を高い精度で把握できるようになった。
ほかにも、AI搭載3D加速度センサーや皮膚温度センサーを内蔵する。

製品は、シャープの技術支援を受けて日本国内で製造を行う。

SOXAIの渡邉達彦代表取締役社長は「SOXAI RING 2で睡眠の改善や健康増進を図り、社会保障費の増大など社会全体の健康課題の解決に貢献したい」と製品投入の狙いを語る。
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