Nadiaはこのほど、おせち料理についての調査結果を発表した。調査は2025年10月31日~11月6日、同社が運営する料理メディア「Nadia」ユーザー1078人を対象にメールマガジンを通じて行われた。


○おせち料理は「好きなものだけ用意する」が最も多い結果に

アンケートで今年の年末年始の主な過ごし方について聞いたところ(複数回答)、上位は「自宅でのんびり過ごす」が83.5%、「帰省する」が15.2%という結果に。お正月はやはり自宅や地元でのんびり過ごしたいと考えている人が多いようだ。

続いておせち料理をどのように用意するかについては「好きなものだけ手作り、もしくは市販品で用意する予定(3~5品程度)」が23.1%で最も多く、次いで「手作りと市販品を組み合わせて用意する予定(10品程度かそれ以上)」が21.2%という結果になった。最近では、伝統にとらわれず、家族が喜ぶメニューを厳選し、負担の少ない方法で準備する傾向がうかがえる。
○約7割が「黒豆」「紅白かまぼこ」「煮しめ」を用意

「おせち料理は何を用意する予定ですか?」(複数回答)という質問では、トップ3は「黒豆」「紅白かまぼこ」「煮しめ/筑前煮」となった。いずれも約7割の人が用意すると回答しており、これら3品がおせち料理の定番人気であることがわかった。

また、おせち料理を作る上での悩みについて聞いたところ、一番多かったのが「作るのに時間や手間がかかる」で、次いで「味付けに飽きる・食べ飽きる」、「子どもや家族が伝統的なおせちを喜ばない」という結果に。手作り派も一定数いる一方で「時間と手間」が最大のネックとなっており、また「味付けのマンネリ化」や「家族が喜ばない」といった、献立や味付けに関する悩みも上位にランクインした。

さらに、年末年始の料理に関して知りたいことについて聞くと、「年末年始の集まりにごちそうレシピ」と「時短おせち料理」に高い関心が集まった。
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