ニッセンはこのほど、「異世界」についてのアンケート調査の結果を発表した。調査は2025年11月、20歳~79歳までの男女3,070名を対象にインターネットで行われた。

○"異世界転生"認知は7割超え、転生希望は半数以上

「異世界」を知っている層における「異世界転生」の認知度は73%となった。

「異世界でやってみたいこと」は男女ともに「魔法使い・魔導士」が1位。男性2位は「勇者・冒険者」(32.4%)で、女性2位には「占い師・賢者」と、「幻獣・妖精などの人間以外の存在」だった。

理想の「異世界」像については、1位「魔法が使える世界」(50%)が最も多く、次いで「動物や空想の生き物と共に暮らせる世界」(46%)、「自然が豊かで穏やかな世界」(43%)が上位に挙がった。

「異世界に転生してみたい」層は55%(「ぜひ行ってみたい」「まあ行ってみたい」)だった。
○"魔獣の毛皮"をイメージした商品発売へ

今回の調査では、異世界に対する興味関心が幅広い年代にみられ、魔法や空想の生き物といった世界観への親和性が高いことが確認できた。

このような世代や性別を超えた"異世界人気"の広がりを背景に、同社では、現実と空想の境界を超える新プロジェクト「異世界ギルド」を始動した。プロジェクトのテーマは、北欧神話に登場する狼の姿をした巨大な魔獣「フェンリル」を顕現させること。

実在しない伝説上の生物を"再現"するという挑戦に、「猫フィール」の開発スタッフが集結。毛並みの質感、温もり、存在感を徹底的に追求し、まるで異世界から現れたかのような"リアルファンタジー体験"を届けるべく、開発が進められている。魔獣「フェンリル」を討伐し、その毛皮で作ったというイメージでブランケットを製作。ひざ掛け以外にもポンチョ、ボレロなど4WAYで使用できるデザインとなっている。


今年4月に開発が始まった「フェンリルフィール」の特別コンテンツ「魔獣適合鑑定」が「異世界ギルド」特設ページで公開された。使役する最適なタイプを鑑定できる。
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