嘉悦大学は12月11日、「漢字の読みが難しい大学("難漢"大)調査」の結果を発表した。調査は2025年11月16日~21日、全国のZ世代男女(15歳~29歳)1,000人を対象にインターネットで行われた。

○漢字の読みが難しい大学TOP10

難漢大学名ベスト3は「尚絅(しょうけい)」、「椙山(すぎやま)」、「嘉悦(かえつ)」で、「麗澤(れいたく)」と「畿央(きおう)」がそれに続いた。

また8位~10位の大学は漢字が特に難しくないと感じる人もいるかと思われるが、「八洲」を「やしま」、「桐朋」を「とうほう」、「基督」を「きりすと」と正しく読めるZ世代は少なく(それぞれ正答率5.2%、13.1%、16.3%)、若い世代での漢字力(国語力)の低下がうかがえた。また、予備調査からは知名度が高いにもかかわらず「名前を正しく読めない」大学が少なからず存在することもわかった。
○地名を含む"難漢"大学も

読みが難しい地名が入った大学名を含んだ集計では、総合"難漢"度の高い大学に交じって3つの大学名が上位にランクインした。特に「美作」を「みまさか」と正答したZ世代はわずか0.4%にとどまった。
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