容姿を気にする主人公に共感「当て書きされたんじゃないかと」
俳優の稲垣吾郎が、来年2月7日より上演されるPARCO PRODUCE 2026『プレゼント・ラフター』で魅力的だが大人げないスター俳優のギャリーを演じる。ギャリーは老いに恐れを抱き、容姿をとても気にしているという役どころで、稲垣も共感する部分が多いという。本作は、数々のヒット作を生み出した20世紀英国を代表する劇作家ノエル・カワードによる傑作ラブコメディ。
俳優役を演じる稲垣は、「私生活でもつい演じてしまうとか、仮面をかぶってしまうとか、自分も俳優だからわからなくはないですし、誰でもそういう面はあると思います」と役への共感を語る。
また、容姿を気にする点もギャリーと重なるという。
「鏡を見て自分のことを老けたとか、容姿を気にするようなセリフもあり、当て書きされたんじゃないかと思いました。容姿を気にしないというのは嘘になりますよね。そういう仕事ですし。年を重ねることや老いることがダメということではないですが、その年齢でベストな容姿でいたいとは思います」
そして、表に立つ仕事だからこそ「努力してベストな容姿を追い続けたい」と言い、「自然でいいというのもかっこいいですけど、僕は抗っていきたい」と語る。
そのために、健康的な生活を意識しているそうで、「早寝早起き、適度な運動、食事という基本的なことを大事に。よく寝るというのはすごく大切だと思います」と日々の努力を明かした。
稲垣といえば変わらぬ髪型がトレードマークにもなっているが、髪型へのこだわりを尋ねると「変わらないことがこだわりかもしれません」と答えた。
「髪型は額縁みたいなものなので変えなくていいかなと。自分に似合うと思って続けていたら、それがこだわりのようになっていき、この髪型が落ち着くというのはあると思います」
この10年で状況が大きく変化「あっという間でした」
本作は2026年2月7日~28日に東京・PARCO劇場にて上演。3月には京都、広島、福岡、仙台で上演される。稲垣がPARCO劇場に立つのは10年ぶりで、2020年1月にリニューアルオープンしてからは初めてだという。
「一番最初にPARCO劇場に立ったのは、20代のときのつかこうへいさん原作、いのうえひでのりさん演出の『広島に原爆を落とす日』で、それが自分にとって演劇の第一歩みたいな、好きになったきっかけでもあって、すごく覚えています。渋谷の街も大好きですし、新しくなったPARCO劇場に立てるというのは、とにかく楽しみです」
2017年9月22日に草なぎ剛、香取慎吾とともに「新しい地図」を立ち上げるなど、この10年で稲垣の状況も大きく変わった。
「環境も、仕事の仕方も、時間の使い方もだいぶ変わりましたが、仕事をする上での心構えは変わってないと思います」と述べ、「この10年はあっという間でした。気づくとまた10年経ってしまうので、後悔のないように、時間を大切にしながら自分の使命を全うしていけたら」と話していた。
■稲垣吾郎
1973年12月8日生まれ、東京都出身。1991年CDデビュー。2017年9月に草なぎ剛、香取慎吾と「新しい地図」を立ち上げ、映画やドラマ、舞台、テレビ番組、ラジオ、CMなど幅広く活躍。近年の主な出演作は、ドラマ『燕は戻ってこない』(24)、『僕達はまだその星の校則を知らない』(25)、映画『正欲』(23)、『あんのこと』(24)、舞台『No.9─不滅の旋律─』(15・18~19・20~21・24~25)、『サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-』(21・23)、『ハリー・ポッターと呪いの子』(25)など。
スタイリスト:黒澤彰乃 ヘアメイク:金田順子











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