マイボイスコムはこのほど、カーライフに関する調査の結果を発表した。調査は2025年11月1日~11月7日、11,350名を対象にインターネットで行われた。
○車の運転頻度
仕事ではなく、プライベートで車を運転する人は7割弱だった。運転する人の比率を性年代別にみると、男性は50~60代で8割前後と高く、年代が下がるほど低下して10・20代では5割弱となっている。女性は40~50代が各6割弱とやや高く、70代では4割強となっている。
運転する頻度は「ほとんど毎日」が23.7%、週1回以上が約56%だった。運転する人に占める割合は「ほとんど毎日」が約36%、週1回以上は8割強となっている。
車を運転することが好きな理由としては、「車内空間が好き、綺麗な景色が見えること、車を操作してだけども自分の力でいろんな場所にいけること。」(女性29歳)、「一人、もしくは家族だけの空間で移動ができるところ。」(男性42歳)といった点が挙げられた。
一方、運転が好きではない理由としては、「初めて通る道などがよくわからないことで焦ってしまうから。」(女性38歳)、「ペーパードライバーだったが認定講習を受け運転するようになったので、運転に未だ自信がない。」(女性47歳)といった声が見られた。
また、「どちらともいえない」と回答した人からは、「移動が快適で便利だが、運転に自信はないので緊張感がある。」(女性33歳)、「車があれば便利は便利だが、ないならないで不便というわけでもないため。」(男性48歳)といった意見が寄せられた。
○運転の好き嫌い
車を運転する人のうち、運転が好きな人は「好き」「まあ好き」を合わせて6割弱だった。男性では6割強、女性では4割強となっている。
運転が好きではない人(「好きではない」「あまり好きではない」の合計)は2割弱。女性は3割弱で、特に40代で顕著となっている。
○所有している車のタイプ
自分または同居の家族が車を持っている人は7割強。所有しているタイプは(複数回答)、「軽自動車」が22.4%、「コンパクトカー」「ミニバン、ワンボックス」が各1割強となっている。
○車購入時の重視点、今後購入する時の重視点
世帯で所有している車購入時に重視した点は(複数回答)、「ボディタイプ」「車両価格」「メーカー、車種」が所有者の各50%台、「燃費のよさ」が38.0%だった。
所有車のタイプ別に他の層より比率が高い項目をみると、SUV所有者では「安全性能、運転支援機能」、ミニバン・ワンボックスタイプ所有者では「車内の広さ、乗員数」、コンパクトカー所有者では「燃費のよさ」、「軽自動車」所有者では「維持費」となっている。
今後、車を購入する時の重視点は(複数回答)、「車両価格」が46.8%、「ボディタイプ」が43.0%、「メーカー、車種」「燃費のよさ」が各4割弱となっている。
○車への意識
自分にとって車とは(複数回答)、「移動手段」が68.1%、「生活必需品」「行動範囲を広げてくれるもの」が3割前後で上位にあがっている。
運転が「好き」と回答した人では「生活必需品」「行動範囲を広げてくれるもの」が各50%台、「プライベートな空間」「気分転換の一つ」「楽しみやワクワクを感じるもの」「自分の趣味やこだわりを表現するもの」が各30%台となっている。
所有車のタイプ別にみると、クーペ所有者では「移動手段」に続き、「自分の趣味やこだわりを表現するもの」が2位。SUV所有者では「行動範囲を広げてくれるもの」が他の層より比率が高くなっている。











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