大掃除シーズン到来。普段は届かない高い場所を掃除したり、電球を交換したり。
そんな時に活躍するのが、脚立や踏み台です。しかしこの時期、正しい使い方を知らずに転倒するケースが多く報告されているのだとか。

経済産業省「製品事故対策室」の公式アカウントから、注意喚起のメッセージがポストされています。

掃除やお片付けの時に大活躍「脚立」と「踏み台」
「脚立」と「踏み台」って別物なの、御存じですか?
脚立を踏み台のように使用するとバランスを崩しやすくなり危険です!
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❌脚立の天板に乗るのはNG
❌左右にまたがる、座るはNG
身体を昇降面に当てて安定させて!
(@kochijikoより引用)

脚立と踏み台って、まったくの別物なのだそう。なんとなく、踏み台は2段程度の低いもので、脚立はそれよりも高いものという単純な違いしか分かっていませんでしたが、両者の違いを知らず、脚立を踏み台のように使用してしまうことによる転倒事故が多いのだそう。

ちなみに、脚立には転倒しやすい方向というものがあるそうです。

バランスを崩すと、この方向に倒れてしまうんですね。では、その点を踏まえて、やってはいけないNG行動からチェック!!

まずは、踏み台は天板に乗ることを前提に作られているのに対し、脚立は天板に乗るのはNG。

また、左右にまたがったり、座るのも危険なのだそう。もちろん、2人で乗るなんてのはもってのほか。

では、どう立つのが正解か。正しい使い方がこちらです!

天板以外に乗り、体を昇降面に当てて安定させて立つのが正解だそうです。


こんな風に、身を乗り出すのも危険なのでやめましょう。

いかがでしたか?

SNSでは、「左右にまたがって座ってました。ダメダメな事でした… ありがとうございます」「跨るが正解だと思ってた」「天板って座るためのものだと思っていました><; これからは気をつけます」「今まで誤解してた… これからはそのあたり注意して使います」などなど、反省と感謝の声が寄せられています。つい、やってしまっていた!という方、少なくないと思います。

自分の身を守るために、家族の安心のために、今年は“安全第一”の大掃除を心がけましょう。

掃除やお片付けの時に大活躍「脚立」と「踏み台」「脚立」と「踏み台」って別物なの、御存じですか?脚立を踏み台のように使用するとバランスを崩しやすくなり危険です!❌脚立の天板に乗るのはNG❌左右にまたがる、座るはNG身体を昇降面に当てて安定させて!#製品安全 #NITE pic.twitter.com/9svLK94mi7— 【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室) (@kochijiko) December 5, 2025
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