オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」は12月16日、「2025年の株式投資の成果やストレス」に関する調査結果を発表した。調査は12月1日、全国の20代~70代の個人投資家800人(男性399人、女性401)を対象にインターネットで行われた。


2025年の株式投資について損益の状況(プラスかマイナスか)を質問したところ、全体の89.3%がプラスと回答した。調査開始時である2022年からの推移をみると、プラスの割合は2022年が75.1%、2023年は81.8%、2024年は86.4%と年々増加している。

損益の金額については、2025年もこれまで同様「+0円~+50万円未満」(2025年38.0%、2022年45.6%)が最多だが、その割合は減少傾向に。その一方で、利益が「+100万円~+500万円未満」(同24.1%、12.0%)は倍増。また、損失が「-1円~-50万円未満」が半減するなど、全体として、損失の額が減り、利益の額が大きくなる傾向にあることがわかった。

株式投資に対するストレスについて「0(ストレスは全くない)」~「10(ストレスが極めて大きい)」までの数値で回答してもらったところ、最も多かったのは真ん中の「5」で23.6%。「0」は10.3%で、ストレス度最高の「10」は3.6%だった。

ストレス度の移り変わりを半年ごとで見てみると、今年6月は比較的大きい「7」以上を選んだ人が25.3%まで増加していたが、今回は19.7%に減少。トランプ関税ショックで株価が乱高下した前半と比べ、大きく上昇していった後半はストレス度も例年並みに落ち着いたよう。一方で、「0」と回答した人の割合は最も少なくなった。
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