セットライフエージェンシーは12月15日、2015年~2025年までの東京都における新築マンションの「価格・発売戸数・人口」 の推移を独自に集計・分析、公開した。
過去10年間の東京23区の新築マンション平均価格の推移を見ると、平均価格は6,732万円から1億5,313万円と、わずか10年で2.27倍上昇した。
一方、東京都全体の発売戸数は減っており、10年前と比較すると、23,899戸から10,316戸(-56.8%)と半減している。東京23区限定で見た場合でも、10年で-55.2%の減少となっている。
過去10年間の東京都の人口の推移を見ると、東京23区の人口は10年間で+674,904人(+7.2%)増加、東京都全体の人口は10年間で+757,795人(+5.6%)と、東京全体でも緩やかな増加が続いている。
同社では、「価格は急騰、供給は激減、人口は増加」という3つの要素により、新築マンションの価格が上がるのは偶然ではなく必然的な値上がりであると見ている。東京都の新築マンションは過去10年で一般消費者向けの住宅から富裕層向けの資産へと変質した。23区内の新築マンションの平均価格はすでに1億5,000万円を超え、この強固な下支えのある安定資産を投資家が見逃すことはなく、東京都の新築マンションは一つのブランドとしての地位を確立したと考えられるとのこと。











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