厚生労働省が公表した2025年9月の勤労統計調査によると、支給事務所における労働者1人あたりの平均賞与額は前年より2.9%増加したという。ボーナスの支給は、明るいニュースに見える一方で、ボーナスの話題は職場では扱いが難しい側面もある。
そこで今回は、マイナビニュース会員310人を対象に12月1日に実施した、ボーナスの使い道に関するアンケートで寄せられた「ボーナスで同僚と気まずくなったエピソード」を紹介する。
Q.ボーナスで「同僚と気まずくなった」エピソードがあれば教えてください。
金額の差が生んだ、ボーナスの気まずいエピソード
ボーナスの額の話で気まずい雰囲気になり、今後はNGだと感じた(その他/50代/男性/東京都)
自分だけに特定のプラスが付いていた(サービス/50代/男性/東京都)
最初のボーナスをもらったときに、同じ額だろうと思い明細を見せ合ったら、自分の方がわずかだが多かったこと(その他/50代/男性/東京都)
高校時代の親友と一杯飲む機会があり、その場でボーナスの話が出て、その場の雰囲気で気まずくなり少ない金額で話を合わせたこと(輸送用機器/70代/男性/愛知県)
同僚にきいてボーナスの明細書を書き換えた(その他/70代/男性/愛知県)
同期入社なのにボーナスの金額を話していたら、私のほうが他の人より少なくて気まずかった(その他/50代/女性/富山県)
プラス査定の同僚が笑顔で「妻に〇〇を買ってあげられる」と喜んで言っていたのが微笑ましかったのですが、「こちらはマイナス査定で独身だよ! 」って心で泣きながら叫んでいました(レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/50代/男性/大阪府)
役職は同じなのに全員統一金額ではなかった(流通・チェーンストア/50代/男性/大阪府)
入って半年も経っていない自分が、少しだけどボーナスがもらえてしまったから気まずかった(その他/40代/女性/埼玉県)
金額以外の落とし穴!? 思わぬ気まずさ
ボーナスで海外旅行に行くと同僚に話したら「余裕だねぇ」と嫌味を言われた(その他/60代/男性/静岡県)
「ボーナスは家のローンに消えていくなぁ」と部下に話したら、「大変ですね、ぼくは家のローン、もう払い終わりました」と言われたことがあった(教育/60代/男性/大阪府)
こんな場面でも!? ボーナスをめぐる気まずい出来事
おごったりおごられたりの中で「どちらが多く出すか」でもめたことがあった(サービス/60代/男性/東京都)
同僚がボーナス支給をうけて割といい金額が渡されていて、高めのクラブに誘いを受けました。相手の奢りで良いお酒やオードブルをごちそうになり、大変楽しい出来事でした。ただ後日ボーナスの支払いシステムに異常があったことで、一部の社員は金額の返還指示がありました。おごってくれた同僚はその対象になっており、半分ほどの金額を返すことになりました。自分もそれは気まずいので後日奢りのお金を渡しました。金額をそのまま信じるのも危ないと思いました(建設・土木/30代/男性/佐賀県)
一見うれしい話題に見えるボーナスだが、金額だけでなく使い道や何気ない一言が、思わぬ気まずさを生むこともあるようだ。年末年始で会話が増えるこの時期だからこそ、ボーナスの話題は少し距離を取るくらいが、ちょうどいいのかもしれない。
欲しいボーナスの金額に関するアンケート
調査時期: 2025年12月1日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 310人
調査方法: インターネットログイン式アンケート











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