アニコム ホールディングスは12月17日、家庭どうぶつの疾患データをまとめた「アニコム 家庭どうぶつ白書2025」を公開した。同白書は、アニコム損害保険のペット保険における保険金請求データや独自のアンケート調査結果などを基に作成された。

○平均寿命、犬は14.1歳・猫は14.5歳

犬・猫の平均寿命を調査したところ、犬は14.1歳、猫は14.5歳だった。犬種別・猫種別の平均寿命では、犬は「トイ・プードル」、猫は「日本猫」が、ともに15.3歳で1位となった。平均寿命が上位の犬種・猫種は以下のとおり。

○疾患統計も掲載

同白書ではこのほか、犬種・猫種別の疾患や、エキゾチックアニマルにおける疾患統計についてもデータを掲載している。

○健康診断に関する調査なども紹介

人気の品種や名前、ペットにかける年間支出調査などのデータも掲載している。「健康診断に関する調査」では、受診頻度や費用に加え、結果を踏まえて生活や日々の世話の中で変えたことなど、飼い主の意識を明らかにしている。さらに、同社グループにおけるどうぶつの口腔内細菌・腸内細菌と健康との関係に関する研究への取り組みや、高度医療センターの開院、イエネコのゲノム研究に関して、担当者による詳しい解説も掲載している。なお、同白書はWebサイト上で無料で閲覧・ダウンロードできる。

○表紙モデルの犬・猫を紹介

家庭どうぶつ白書2025の表紙モデルは、同社公式SNSやホームページを通じて公募し、応募の中から選定した。

犬モデルには、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの「アオちゃん」(10ヶ月)が選ばれた。撮影では、庭で飼い主に向かって走る様子や、太陽のようなスマイルを見せ、明るく楽しい撮影になったという。

猫のモデルには、ペルシャの幸福ちゃん(2歳)が起用された。
白書の撮影でもリラックスし、様々な表情やポーズを見せてくれたという。撮影の合間には飼い主に甘える愛らしい一面も見せ、スタッフも虜に。
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