レバレジーズは12月17日、同社が運営するITフリーランス支援サービス「レバテックフリーランス」において、会話形式で案件を検索できる新機能「AIチャット案件検索(β版)」の提供を開始した。エンジニアの希望条件を自然言語で解析し、案件データベースから条件に合致する案件を抽出するという。


○個人のAIエージェントからも利用可能

ITフリーランス市場の拡大に伴い案件数が増加する中、利用者が自身の希望に合った案件を探しにくくなっていることが、この機能の開発の背景にあるという。

本機能では、週稼働日数や報酬、技術スタック、勤務地などの条件を会話形式で入力すると、AIが内容を解析し、希望に近い案件を提案する。「データ分析の仕事を探している」「リモートで開発したい」など、自由なテキストからユーザーの意図を読み取るとしている。

技術面では、LLM(大規模言語モデル)を活用し、入力された文章を意味レベルで解析するほか、MCPを用いたセマンティック検索を採用。ユーザーの意図に基づき、関連性の高い案件を抽出できるとしている。

また、MCPサーバーの設定情報を一般公開しており、個人のローカル環境で稼働するAIエージェントからも利用できるというのも利点として挙げている。
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