『ラストマン』ワールドプレミアが18日、都内で行われ、福山雅治、大泉洋、永瀬廉、今田美桜、木村多江、吉田羊、松本若菜、吉田鋼太郎、向井康二、月島琉衣、寛一郎、平野俊一監督が登壇した。

○「こんな和風な私がやらせていただいて(笑)」

――皆実の元妻で、在日アメリカ大使館の参事官であるデボラジーン・ホンゴウ役を演じられた木村多江さんです。


木村:みなさま、お忙しいなか、こうしてお集まりいただき、ありがとうございます。公開前にみなさまに観ていただけて、とてもうれしく思います。今日は最後まで楽しんでください。(役の声色に変えて)よろしくねぇ、デボラです。

大泉:あはは(笑)。(デボラは)色気がありますから。

――木村さん。今回2年ぶりの再集結ですが、いかがでしょうか?

木村:私は連ドラのときにテレビで拝見してて、デボラさんっていう金髪の人が出てくるんだろうなと思ったら、こんな和風な私がやらせていただいて(笑)。

大泉:ギャハハハ(笑)。

木村:最初はアウェー感があったんですね。そしたら、大泉洋ちゃんがずっと福山さんのモノマネをして、スタッフさんにいろんなものを頼んでいて。なんで福山さんのモノマネをしながら頼むんだって聞いたら、福山さんでお願いしたほうがみんなが優しいって(笑)。


で、それを福山さんがニコニコあたたかい目で見て、福山さんをマネする大泉洋ちゃんをマネする福山さんをまた見られます。そして、映画とスペシャルドラマになったら、(ドラマ『相棒』の)右京さんをずっとやっていて、それをまたニコニコ愛おしそうに眺めている福山さんを見ることができました。私もこの中に入ることができて、幸せだなと思いました。

そして、(皆実の)初恋なんかがありますと、私としては嫉妬がいっぱいでございます。

大泉:メラメラしてましたね。

木村:はい。メラメラと現場にいさせていただきました。その辺りも楽しんでいただけたらと思います。

○日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』

2023年4月期に放送された日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』(TBS系)。福山雅治演じる、事件を必ず終わらせる最後の切り札=“ラストマン”と呼ばれ、数々の事件を解決してきた全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉洋演じる犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していく、新時代の痛快バディドラマである。

『映画ラストマン-FIRST LOVE-』が12月24日に公開、完全新作スペシャルドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-FAKE/TRUTH』(TBS系)が12月28日(21:00~)に放送される。
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