旨辛の 鍋に白米 冬深し。つい一句詠みたくなるような新商品がすき家から登場した。
第一弾の「牛・胡麻麻辣湯鍋定食」が傑作すぎて、「さすがにもう、あのレベルのメニューは難しいだろう」と思っていたら、第二の矢もハンパじゃない! 湯気上がり 箸先急ぐ 旨辛鍋。その詳細を以下、どうぞっ!
○ご飯は大盛推奨!「牛・旨辛豆腐鍋定食」を実食
11月レポートさせていただいたが、すき家の「牛・胡麻麻辣湯鍋定食」はマジで美味かった。麻辣の痺れ具合、スパイシー加減、コク、具材……どの要素にフォーカスしても本格的で、「なんかすき家って、料理そのものが年々上手くなっていってない?」と感慨深く思った次第である。いちファンとして、素直に嬉しい限りだ。
その反面、一度ハードルを上げきってしまうとそれが後々ネックになる可能性もあるわけで、それはつまり新作を出したときに「前回のほうが~」といった批評に晒されやすくなるリスクも付き物となる。……ような気がする。
実際、12月16日から発売した「牛・旨辛豆腐鍋定食」のポスターを目にしたときも、反射的に「牛・胡麻麻辣湯鍋定食、美味しかったな~」と思ってしまったし、新メニューの「牛・旨辛豆腐鍋定食」にさほど高揚できない自分がいた。
とは言え、外は寒いし、普通に鍋が食べたくなるのも事実。「牛・胡麻麻辣湯鍋定食」の幻影を意識的に振り払って、「まぁ、『牛・旨辛豆腐鍋定食』もこれはこれでウマいでしょ」くらいの気持ちで注文してみたのだが……
これはこれでなかなか……
いや、なかなかどころか、超ウマそうじゃないの……!
牛肉もしっかり入っているし……
野菜も豆腐もごろっと入ってる! あとでググってみたところによると、どうやら1日の摂取目安の約半量の野菜に相当する量なのだとか。嬉しい~!
さぁ、それじゃあさっそく具材を呑水に取り分けて、いただき~……
ます!!
…………ウッ………ウマァ~。何これ、想像以上にウマいんですけど!! えっ、何なの、このコクと旨み。
その旨みの源は4種の“醤”にあるようだ。そら豆をベースに発酵・熟成させた辛味調味料「豆板醤」を2種、小麦粉を麹と塩で発酵させ、砂糖や香辛料で調味した「甜麺醤」、蒸した黒豆を塩と麹で発酵・熟成させた「豆鼓醤」。これらをブレンドしながら、“旨辛”を突き詰めていったものがこの「牛・旨辛豆腐鍋定食」ということらしい。なるほど、だからこその奥行き、複雑さってわけか……。いやこれ、めっっっちゃクセになるわ!
辛味自体はさほどでもないが、4種の“醤”のコクがハンパじゃなく重層的なので、とにかくご飯が進んで仕方がない。白滝も良い食感で、“醤”のスープが絡みまくっており、旨みの爆弾と化している。うわ~、ご飯大盛りにすればよかった~。やってもうた~。マジでご飯泥棒だわ、コヤツ……。
ああ、身体が芯から温まってきた。固形燃料で加熱されているので常に温かいし、スープが煮詰まることで、旨みがさらにぎゅ~っと凝縮されている気がする。
絹豆腐もトロットロにとろけて最高に美味しいし……
白菜を中心とした野菜も味が滲みまくっていて箸が止まらない!
ここで別添の「花椒(ホアジャオ)」を投入! 味変を試みる。さぁ、どうだ?
キタァァァーーーーッ!!!! 完璧! 完璧です! 大傑作の前作「牛・胡麻麻辣湯鍋定食」にも負けないウマさ! ビリビリとした痺れと爽やかな風味が加わったことで、甘み、風味、コク、スパイシーさ……などの“旨みのパラメーター”がキレイな五角形的バランスを構築。唐辛子の辛味だけは好みによるだろうが、それ以外の要素はもうなにひとつ足す必要も引く必要もないレベルで上手くまとまっている。何回も言うけど、これマジでご飯が進みまくる!
気づけばスープもかなり飲んでしまった。塩分はヤバそうだけど……だって、クセになるんだもん。
湯気消えて 旨みの記憶 腹にあり。前作の影に隠れるどころか、堂々と肩を並べ、場合によっては超えてくる。それが「牛・旨辛豆腐鍋定食」だった。白髪ねぎをトッピングした「白髪ねぎ牛・旨辛豆腐鍋定食」なるメニューもあったので、そちらも次回はぜひ食べてみたい!











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