"アンパンマン"を生み出したやなせたかしと、その妻・暢の夫婦をモデルに、2人の人生を描いた連続テレビ小説『あんぱん』。暢役を今田美桜氏が、やなせたかし役を北村匠海氏が演じた。
今年は、作中で登場するセリフ「ほいたらね」が世代を超えて支持を集め、新語・流行語大賞にもノミネートされた。

そこで今回は、『あんぱん』にちなんで、マイナビニュース会員405人を対象に12月18日に実施した、「今年“ほいたらね”したこと」に関するアンケート結果を紹介する。

今年を振り返り、思い切って卒業したことや手放したものについて、さまざまな声が寄せられた。

Q.連続テレビ小説『あんぱん』のセリフとして有名な「ほいたらね」にちなんで、今年手放したもの、こと、習慣などがあれば教えてください

○〇〇からの卒業

「これ、続けていていいのだろうか......」と感じるクセや習慣もあるはず。そんなクセや習慣を思い切って卒業した人もたくさんいるようだ。

ドルヲタ卒業(50代/男性/ソフトウェア・情報処理)

旦那への愛想笑い(50代/女性/生命保険・損害保険)

今までは夏場はコメの保管が向いていないためあまり買わなかったが、べらぼうな値段になった中、初夏から秋に備蓄米販売があったからその自分ルールを捨てた(50代/男性/流通・チェーンストア)

愚痴を言うこと(70代/男性/その他)

パソコンで目と肌をやられたのでパソコンを見る機会を減らした。(50代/女性/専門店)

娘が18歳になり、子供扱いする事をやめた(50代/男性/システムインテグレータ)

還暦になって周りに気を使うことをやめ、自分ファーストで生きることにした(60代/女性/その他)

退職後に課していた「1日10,000歩以上歩く」という目標を、膝をいたわるために「ほいたらね」した(60代/男性/その他)

誰かと比べるという無駄な時間をなくした(50代/女性/不動産)

3日坊主な習慣をほいたらねしたかな(20代/女性/その他)

年賀状を出すこと(60代/男性/輸送用機器)

自分では対処できない問題について考えるクセをやめた。人生なるようにしかならない(40代/女性/その他)

メッセージアプリをあまり使わないようにしました、既読を気にするのはいいものでないので、おかげで気軽になったと思います(30代/男性/建設・土木)

1日の仕事が終わったあとに毎日1万歩のウォーキングをしているが、その前にコンビニで菓子パンを食べることが習慣になっていた。今年の健康診断で腹囲のことを指摘されて、菓子パンを食べることをやめた。そういう訳で、今年菓子パンを卒業した(60代/男性/教育)

カレンダーを毎日めくるのをやめました。わすれると不安な一日になってしまいます(50代/女性/教育)

○〇〇に変更した

今まで続けていたことをやめて新しい習慣や楽しみを見つけた人も。

自動車通勤をやめて、自転車通勤に変えて車を手放した(60代/男性/医療・福祉・介護サービス)

遠くに旅行に行くより、近くでまだまだ知らない穴場を探すことにした(50代/女性/その他)

○〇〇を手放した

不要なモノや習慣、考え方を手放したことで、気持ちや暮らしがすっきりしたという声も寄せられた。


夫への期待(60代/女性/その他)

買い物で有名メーカーの物や製品を好んで購入する意識や認識を手放した(70代/男性/教育)

紙袋や包装紙などが捨てられず大量にたまっていたが、思い切って捨てた。いつか使うかもと思っていた物も、結構断捨離した(50代/女性/その他)

スマホを手放した(50代/男性/医療・福祉・介護サービス)

所有しているだけで利用していないクレジットカードを解約した(50代/男性/輸送用機器)

転職を機にこれまでの専門書をすべて捨てた(60代/男性/医療・福祉・介護サービス)

断捨離をしたので私物(本や服など)を捨てたり売ったり誰かに譲ったりと、ほいたらねの連続でした(50代/男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連)

何かを手放したり卒業したりすることは、単なる"やめる"ではなく、自分にとって本当に必要なものを見極める行為でもあることがうかがえる。無理に続けてきた習慣や思い込みを手放すことで、心や暮らしが少し軽くなる。そんな一年の区切りとして、何かを「ほいたらね」することを選んだ人も多かったようだ。

今年「ほいたらね」したことに関するアンケート
調査時期: 2025年12月18日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 405人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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